小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡り、政治資金規正法違反(虚偽記載)に問われた元私設秘書の衆院議員、石川知裕被告(37)は25日午前、東京地裁(登石郁朗裁判長)の被告人質問で「小沢先生から借りた4億円を隠すつもりはなかった」と改めて主張した。一方で検察官の追及に苦しい釈明を強いられる場面もあった。

この裁判を傍聴していた方がいらっしゃいました。くわしくはこちら。

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裁判についてちょっとしたことを書きたいのです。

題字の通り裁判とは司法のパフォーマンス・ショウです。


例えば皆さんが何かのきっかけで犯人扱いされたと仮定しましょう。

警察で調書をとられる筈ですが、

この際取調べ担当官は貴方の言い分は聞きません。

あらかじめ用意してある書式に時間(数字)と

発生現場の地番と被疑者・被害者の名前をワープロで打ち直すだけです。

刑事とはいえ、サラリーマンです。面倒で煩雑な仕事は嫌がります。

刑事ドラマでは取り調べ室に書記官がいる場面がよく見受けられますが

実際には被疑者である貴方と取り調べ担当官の2人だけです。

自分の主張を述べようとも怒号と罵声を浴びせられるだけです。

つまり、警察でとられる調書とは『同意書』なのです。

取調べとは『わたしが犯行を起こしました』という同意書に

サインすることと同義語なのです。


ですから「自分には全く身に覚えがない!」というのであれば決して動揺せず

時間がかかっても(かかるとはいっても48時間)

「弁護士を呼んで下さい」と主張しましょう。

このような場合を想定して 当直弁護士制度というのがあります。

国から選定された国選弁護士です。

料金は掛かりませんが貴方を助けたいなどという意志は全く

ありませんから、私選弁護士を雇うつなぎと考えるのが妥当です。