プロのためのコンディショニングの難しさは
何よりも
【継続】
だとつくづく思います。
お客様よりも
生徒さんよりも
体を使うのに
その自分のメンテナンスに時間をそそぐのが一番最後。
いつもAWAKEの生徒さんにお話しするのは
バレエのレッスンの中で体を作るのではなく
体の基礎があった中で いかに踊ってもその基礎がなくならないかが大切 だということ。
ものごとにはやはり順番が大切で
AからBという順序が大切。
Bをやった後にAをやっても意味がないことのほうが大半。
バレエのターンアウトも然りです。
そもそも体の感覚が低下すれば
リハーサルも質が下がり
振り付けも振り付け者の体の癖や制限が出ることで
振り付けはパターン化したり 表現の幅が狭くなります。
ニュートラルでいること。
誰よりも自分に向き合う時間が 表現者にとっては大切ですね。
自分のペースでいいから続けられると
次々と課題が見えてくるけれど
一旦お休みしてしまうと
せっかく向き合っていた課題以前の問題に戻っていることのほうが大半。
休んだときにやっていた時点から始めるのではなく
もう一度最初からやり直す必要になるから
結局、時間が無駄にかかって もったいない。
レッスンに来る時間がなくても その間の穴埋め作業が少しでも出来たらいいなと思います。
今日も緻密な作業のレッスンとなりましたが
確実に頭も 体も REBORNし
また一つ先へ進めた濃いレッスンでした。
次回が楽しみです。
小野真理子