現場用の「熱中症」予防・対策マニュアルより | 少数派にも明日がある

少数派にも明日がある

世の中は多数派中心で
少数派には生き辛い、
息子も少数派です。

熱中症とは
高温・多湿の環境下で
体内の水分と塩分(ナトリウム)が過度に失われ
体温調節機能がうまく働かなくなって起きる
さまざまな障害の総称です



【熱中症の症状】

<Ⅰ度(軽症)>
大量の汗、めまい、立ちくらみ、こむら返りなど
※従来の定義では、熱けいれん

<Ⅱ度(中等症>
強い疲労感、倦怠感、虚脱感、頭痛、吐き気、嘔吐、下痢、体温の上昇など
※従来の定義では、熱疲労

<Ⅲ度(重度>
脳神経症状(意識の消失、けいれん、
まっすぐ歩けないなど手足の運動障害)+高体温



【水分のとり方】
「のどが乾いたな」と感じたときは
すでに軽い脱水症状に陥っています
渇きを感じてから水を飲むのではなく
乾きを感じる前に水分をとることが大切です



【水分の選び方】
冷えた食塩水※かスポーツドリンクを!


食塩水は
1ℓに1~2gの食塩水をプラス
または
適量の塩分(ナトリウム)を含むスポーツドリンクを


冷えた水は深部体温を下げる効果があるだけでなく
胃から小腸に速やかに移動します


※食塩量=ナトリウムではありません!
ナトリウムを食塩に換算する場合には、以下の式によって求めることが出来ます

ナトリウム(㎎)×2.54÷1000=食塩相当量(g)
1ℓあたり1~2gの塩をとるためにはナトリウム約400~800㎎が必要です


【熱中症の応急処置】
Ⅰ度
涼しい環境へ避難
  ↓
脱衣と冷却
  ↓
水分・塩分の補給
  ↓
安静にさせる

但し改善がみられない場合にはすぐに医療機関に通報、搬送



Ⅱ度・Ⅲ度は迷わず医療機関






熱中症はきわめて急速に進行し
重症化していく病態です
ごく軽い症状から重い症状へ
意外なほど短時間に進行することも
決して珍しくありません
「少し気持ちが悪い程度」だと
様子を見ているうちに
手遅れになったというケースも
数多く報告されています
「おかしいな」と思ったら
遠慮したり様子をにようなどと思わず
出来るだけ早めに対応・処置すること
また、たとえ軽症でも
いつ容態が急変するかわかりませんから
応急処置後も決して1人にしないようにしましょう