コンランが空間をプロデュース、ひらまつが料理をプロデュースという贅沢なコラボのレストランが六本木ミッドタウンに2007年オープンした。
テレンス・コンランはイギリスのインテリアデザイナーであり、1983年にエリザベス女王より騎士 (Knight) に叙勲され、「サー」(Sir) の敬称を許されているという人物。一方、平松博利氏率いるひらまつグループは、1982年に西麻布「ひらまつ亭」(現、広尾の「レストランひらまつ」)を開店してから、多彩な店舗展開で快進撃を続けるレストラン。私もお気に入りのレストランのひとつで、何回も利用させて頂いている。
今回は、イタリアン「ボタニカ」へ。
ランチタイムは天気がよく、窓際の席から明るい日差しがさしこんでいた。メニューB(3,990円)を。
アラカルトの中からそれぞれ1品ずつ選ぶスタイル。
こちらは食前に母が飲んでいたカクテル。
そして選んだお料理は・・・
前菜
帆立貝とサーモンのスモーク ハーブサラダ仕立て グリーンマスタードソース
パスタまたはリゾット
季節の茸リゾット 香草風味
魚料理または肉料理
地養鶏のグリル 実山椒の香り
デザート
(今回はブッフェ形式)
味はもちろんのこと、こうしたレストランは見た目で楽しませる工夫が必要。多少食べづらくても、わかりづらい食材であろうとも、それが好奇心を非常にそそる。地養鶏のグリルは、森のようなイメージ、揚げたゴボウはまるで木の枝のようで、アーティチョークに入ったチーズは切り株のようだった。
今後も進化し続けるレストラン達に、期待したい。