焼鳥激戦区と思えるほど軒を連ねる野毛界隈。
その中でも非常に人気があるこのお店は、ぱっと見入りづらい。
やや古びた感じにちょっと暗めな外観、常連さんが集まってそうな予感。
うーん、と思いながら扉を開けると、あ、あれ?
意外に店内は明るいのです。
カウンターにテーブル併せて37席。これまた意外に広い。
店内をさらに明るくしているのは、お店の方達。
カウンター越しにお客さんと話す親爺さんが、よく笑う。
軟骨、レバー、砂肝・・・といつものように頼むのもいい。
でもここに来たら、なんといっても「鳥刺し」と「モツ」は必須。
異常にうまいのだ。
鳥刺しをまず頼んで、モツで〆る。これがいい。
この鳥刺しが、かなりのボリュームで特にレバーがうまい。うますぎる。
モツはどろっとした味噌ダレとその食感がいい。
焼き場はお母さん担当。
ちゃっちゃっと焼く手つきとテキパキしたオーダーの取り方がステキ。
ビールはクラシックラガー瓶を飲み終えて、熱燗へ。
タヌキ大、小とあって、日本酒が狸の徳利に入ってくる。
「タヌキ~」と叫べば、熱燗が出てくるというわけ。
白鹿と書かれたグラスに酒を注いで、焼鳥を食べる。
こうしてると、あぁ、焼鳥屋には「日本酒」っていう日本酒しか
置いてなくてもいいかなと思えてくる。
普段冷酒党の私が、熱燗をここまで楽しめるのだ。
横浜市中区野毛町2-76
045-242-5753
17:00~22:30
日祝休み
カワ 150円
ネギ肉 150円
ピーマン肉 150円
シイタケ肉 170円
ナンコツ 200円
レバ 150円
モツ 150円
ハツ 150円
スナギモ 150円
スペシャルタン 1250円
並タン 580円
豆タン 280円
手羽先 420円
ウズラ 150円
ギンナン 200円
シシトウ 220円
シイタケ 380円
トリサシ 950円
冷やしトマト 380円
ビール 大630円 小420円
タヌキ(お酒) 大740円 小370円
冷酒 780円
ウィスキー水割り 400円
ジュース(各種) 200円