4月からの高速料金 | 毒吐き

4月からの高速料金

民主政権になって無料化するはずだった高速道路。

実験と言いつつ1部無料区間もできたが、まだまだ程遠いレベル。

そんな民主党が4月からの高速料金の方向性を発表した。


 4月からの高速道路の新料金体系が14日までにまとまった。ETC搭載の有無にかかわらず、普通車は原則として「平日上限2千円」、軽自動車と免税対象のエコカーは「毎日上限1千円」とする。16日の民主党国土交通部門会議で最終決定する。

 2009年3月に始まった軽・普通車の「休日上限1千円」と、本州四国連絡高速(本四)との普通車の乗り継ぎ特例上乗せ料金(500円)は、ETC搭載車だけの適用となる。

 トラックやバスなど「中型車」以上は、現行の距離別料金に割引制度を加える方式を続ける。首都高速と阪神高速は均一料金をやめ、上限のある距離別料金(500~900円)を導入する。ただ、関係自治体の同意が必要で、4月開始は見送る方向。東京湾アクアラインは、「普通車800円」の社会実験を3年延長する。本四のみの利用は普通車で平日上限2千円。

 新料金の適用期間は3年程度とする。ただし、本四は地元との調整が必要なため当面1年間の適用とする。国の持ち出しは年7千億~8千億円で、自公政権が予算化した割引向け財源の約2兆円を使う。

http://www.asahi.com/business/update/0214/TKY201102140400.html


自民がはじめた休日1000円案に+平日2000円(普通車)・・・

これってどうなのか?

マニフェストでは高速は無料なのだが、なぜ2000円なのか?

この案を作ったのは官僚ではないかと私は思う。

しかしそれを実行しようとする政権は、はっきり言って不要である。

言ったことを実行しない政権に、何のために国民は票をささげたのだろうか。

まずは無料にすべきだろう。

ETCだけでも2008年までに税金から7000億円近くが流れている、更に1000円高速のおかげで

ETCセットアップ料も莫大な金額に!

「ETCが便利だから付けたほうがいい!」ってよく聞くけど、完全に洗脳されてるよね。

ETC利権は絶対に潰さなくちゃいない、さらに高速にまつわる不正受益はキリがないくらい

表面化されている。


選挙前を思い出して欲しい。

高速を無料にすると10兆円近い経済効果が出ると発表したではないか!

シンクタンク代表の山崎養世氏も7.8兆円の経済効果と言っている。

この政権は国民にケツを向けてるとしか思えない。


ETC利権の1部を以下に参考としてのせておく

道路システム高度化推進機構(ORSE)

の役員構成(平成20年10月1日現在)

役職氏名常勤・非常勤現職/最終官職
理事長  張富士夫 非常勤 
      トヨタ自動車(株)取締役会長
専務理事 村岡憲司 常勤 
      元国土交通省北海道局長
常務理事 石原孝 常勤 
      元国土交通省大臣官房総括監察官
〃    薄井隆 常勤
〃    嶋憲司 常勤
      三菱電機(株)産業システム研究所
理事   渡辺敏治 非常勤 
      (株)東芝執行役上席常務 社会システム社社長
〃    加藤光治 非常勤
      (株)デンソー専務取締役
〃    藤江一正 非常勤 
      日本電気(株)特別顧問
〃    鈴木學 非常勤 
      (株)日立製作所執行役常務 
      電機グループ長&CEO
〃    重永久夫 非常勤 
      三菱重工業(株)
      機械・鉄構事業本部副事業本部長
〃    遠山敬史 非常勤 
      パナソニック(株)
      システムソリューションズ社社長
〃    名尾良泰 非常勤 
      (社)日本自動車工業会副会長・専務理事 
      元経済産業省関東経済産業局長
〃    長谷川英一 非常勤 
      (社)電子情報技術産業協会常務理事 
      元経済産業省東北経済産業局長 
監事   賀来敏 常勤 
      元警察庁関東管区警察局長
〃    三宮維光 非常勤 
      (株)ジェーシービー取締役執行役員 
      市場開発本部長
〃    松田祐一 非常勤 
      三井住友カード(株)常務執行役員 
      営業企画本部長