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フミヤは今日も下を向く

旅ブログを書こうとして続かず漫画を描いてみることに。経験してきたことの中で、何か伝えたいことはないかと考えたときに思いついた容姿の悩み。皮肉にも辛い目にあったことは忘れず脳裏に焼き付くもの。そんな記憶を掘り起こし、絵にし、文字にして伝えていこうと思います。



朝六時半。

起床し、旅の準備を進め、朝飯を食らい、トイレを済ませ、家を出た。

この家に暫く戻らぬ可能性もあるということに、一抹の恐怖と不安を感じながら、旅への第一歩を踏み出す。

新富士駅から新幹線に乗るため、格安切符を買わんと券売機へ歩を進める最中、190cmはあろう大柄の異国の黒人が「切符ノ買イ方ワカラナイ」と声をかけてきた。

名古屋に行きたいという黒人は、ナイジェリア出身の出稼ぎ労働者であった。

片言の日本語より英語の方が分かりやすい思い、英語で買い方を説明。

「アナタエイゴウマイヨー」

周りがヘタなだけである。

最後は彼に握手を求められ、アメリカ人がよくやる肩と肩をぶつけての挨拶を行い、それぞれのホームへ別れた。

今振り返るとなんとなく、少し怪しい黒人であった。