人と触れ合っていると、
感情がステレオに感じることがある。

表に出している感情と、心の奥で思っている感情が違うからだろうか。

本能的であるならば、一枚岩でどーんと響いてくるのに、そうじゃないことの方が多い。

社会は建前で形成されている。

そう思ったこともあった。

もっと本能的であれば、陰口とか愚痴とか負の争いがなくなるのに、と。

でも、現実はそうじゃない。

100%本能的で居られる時代は、1億年前、人類の誕生と同時に終わっていた。

なぜなら、人間は感情を持った唯一の哺乳類だから。

建前を立てるのは、均衡を作るため。

100%本能的ならば、古代ギリシャでポリスは形成されていなかっただろうし、それ以上文化に奔流はなかっただろう。

それぞれ譲歩しあって均衡を作るから、友達が増え、恋人が生まれ、国が繁栄し、世界を形作るのだと思う。

鳴り止まないステレオな感情は、人類の歴史でもあるのだろう。
弾む様に弾く

長らくスポットライトの下で演じることから離れていたから、
忘れかけていた感覚

失敗ばかりの青過ぎる音色だけど、
セッションするギター・ベース・ドラムが
掬い上げてくれる。
青色が、カラフルに広がっていく。

白鍵と黒鍵から、88以上の音を紡ぎたい。
そんな気持ちが、再生した久しぶりのライブだった。

ありきたりな日常に、価値を感じる。

ありきたりな日常は、価値を見出だす。

今日は、この間を行ったり来たり。