2019年11月30日
2019年8月 左後脚に組織球性肉腫が見つかり断脚
2019年9月 抗がん剤投与（ニムスチン）×3回
2019年11月 肺に転移が見つかり抗がん剤を変更（ロムスチン）
ロムスチン投与から3週間目の定期健診
視力回復のためマジカルアイと真剣に闘うパパ
全身検査の結果、肺に転移した組織球性肉腫は大きくなっていた
抗がん剤の効果はないと判断
医師からは対症療法を勧められた
バロンは食欲旺盛・元気はつらつ
この日は病院から直接、プチ旅行へ
事前に予約していた車山高原のゲストハウスベルンさんへ
病院での診断にショックを受け、キャンセルも考えたけれど
いつもバロンを応援してくださり、親身になって話を聞いてくださるオーナー夫妻
そしてバロンの大好きなお出掛けをしようと車を走らせました
帰宅日にはバロンと同じ3本脚で生きるダイさんご家族にお会いし
バロンの現状と今後の治療についての決意表明をしました
実は
組織球性肉腫が発病したころから色々調べていました
何か新しい治療方法はないか、自然療法なども検討しました
オゾン療法・温熱療法・高濃度ビタミンC・丸山ワクチン
免疫療法（活性化リンパ球療法・樹状細胞療法）
施術を行っている数件の病院に問い合わせをしましたが
どれも私が納得のいく治療ではなかったこと
そしてどの病院でも言われたことは
「4種類のガンを同時に患っている状態では効果が非常に低い」
万事休す、手詰まり
半ば諦めかけていた時に見つけたのが【治験】でした
東大動物病院で【組織球性肉腫の治験】が行われていたのです
埼玉動物医療センターに東大治験について相談
やってみる価値はある
賛同してくださり、すぐに東大動物病院に連絡してくださいました
これまでの治療や経過なども引き継いでくださり、12月4日に受診
初めての病院だけど、とってもリラックス
担当教授から詳しい説明を受け、治験に参加することにしました
バロンと一緒に秋の東大キャンパスを歩く
もう少し頑張ろう
一緒に頑張ろうね
バロンと一緒に挑戦できることがある
まだ諦めなくてもいいのかもしれない
そんな風に感じていました
