友人のMちゃんのお母さんが亡くなった、と連絡がありました。ちょっと認知症の感じがあったけれど、そこまで弱ってる兆候が無かったから何だか呆然としていると。

 

Mちゃんと出会ったのは、たったの5年程前だけど何十年来の友達みたいに意気投合したんだった。何故って・・

 

私が使っているアロマオイルには、感情のオイルって言うのがあって、

Forgive,Passion,Peace,Cheer,Motivate,Console

の6本のオイルを使って私はセッションをしていました。そのセッションの練習をしていた時、モニターになってくれたのがMちゃんでした。

目を閉じて、この6本から今日の私にぴったりな1本を教えて下さいとお願いして、1本を選びます。その1本から1滴手の平に垂らして、頭の上から身体全体を包み込むようにオーラに付けて行きます。その手の平の香りを嗅ぎながら、誘導瞑想に従って森の中に入っていきます。

 

誘導瞑想に入る前に、今抱えている課題や気になることなどを思い浮かべますが、それは最初はお互い教えないで、全部終わった後にシェアします。

 

で、何が見えたか?などを終わった後に話すのですが、なんと二人とも同じ風景を見ていたのです。

その風景は、Mちゃんの実家近くの風景らしく、昔その畑の中を泣きながら走って家出をしたと話してくれました。家出の原因は、お父さんに怒られて叩かれたから。

 

それまでMちゃんの小さい頃のお話や、ご両親との関係など聞いたことはありませんでした。明るくて誰とでもすぐ仲良くなりその場の雰囲気を瞬時に変えてしまうMちゃんに、私は勝手に恵まれて愛されて育ってきたんだろうなあと観じていましたが、そうではなかったお話をこれから色々聞くようになります。

 

同じ風景を共有したことによって、だんだん心を開いてくれるようになったMちゃんは、辛かった小さい頃のことを話してくれるようになりました。

 

でも、アロマオイルを使って行くうちに徐々にご両親との関係も改善されていき、ご両親に愛されていたことも実感され、お父さんにアロマで施術してあげられるまでになっていきました。

 

そして私が思考の学校の講師になる勉強をしていると話したら、講師になったら絶対一番に講座を受けるね!と言ってくれて、本当に一番に講座生となってくれたのです。

その時、彼女はもう事業で成功していて何の悩みもないのでは?と思ったのですが、まだ彼女の中の小さいMちゃんの癒されていない部分が出てきて、やっぱり受けて良かったし両親との事も見直せて、お父さんを悔いなく見送れたと言ってくれて一緒に泣きました。

 

ご両親や友人など大切な方達が亡くなるのは、本当に悲しいことです。ですが、思考の学校の大前提は

「思考が先、現実は後」

なので、自分がエネルギーを注いで目の前に出現させた魅力ある方は、全部自分の中に帰って来て自分に戻ってくる、そしてその使わなくなったエネルギーで今度は自分がその良いところをやっていくと決めたということだよと話しました。

 

なので皆さんも、亡くなった方の良い所を書き出して、それが自分に帰ってくるんだと自分に言ってあげてくださいね。