花月100周年。

初めて観劇した月組の舞台「アンジェリク」で月組ファンになり、ウタコさんに出会いファンになり、その時月組から花組に行ったミッキーさんの舞台を追いかけて。
私の最も濃い宝塚熱中時代は、月組花組と共にありました。

そんな両組の100周年記念公演!というわけで、我が心の故郷関西まで観に行ってまいりました。



懐かしい場面、歌える主題歌、上級生の前で思いっきり下級生の顏に戻るウタコさんにタイムスリップしたり・・と幸せな瞬間(まさにGreatest Moment)が沢山であふれる思いもとめどなく・・

SNSでもブログでも楽しいレポが満載で読み返しているだけであの幸せな気持ちがよみがえってきます。

それぞれのスターのファンの方にとっても感動ポイント満載だったと思うのですが、今回嬉しかったことのひとつ。
詳しく書くとネタバレになってしまうのですが、でもあえてなぜ価値があると思ったのかを書き残しておければなと思います(ネタバレNGな方はこの先スルーしてくださいませ)

6年前のOGイベントで「スーパーギフト」で再現された「ME AND MY GIRL」の再現シーン。







今回も入っているのですが、そのときと違うのは、これまで月組で再演された歴代のビルやサリーが舞台に勢ぞろいしていること。

よく、ロングランミュージカル(レミゼなど)のガラコンサートでラストにオリジナルキャストが出てくると客席が熱い感動に包まれる場面がありますが、今回、ウタコさんのビルが「ランベス!空は青くないし草も緑じゃない、そんなことはどうだっていいんだよ」というあの台詞を言うところでこれまで再演された歴代のミーマイ演者が現れたときの感動!

その中で初代ビルがランベスウォークを歌い踊る姿。
(ダービーをかぶったときの可愛さは、ビルそのものでした!)
ミミちゃんを始め4人のサリー、ジャッキーのカナメちゃん、ビルを演じたあさこさん、きりやん、あさこさんビルが初舞台だったたまきさん。

皆の愛と敬意の笑顔に迎えられながら、幸せそうに踊る姿。
演じた人たちだからこそわかるウタコさん、初演キャストへの敬意が伝わってきて涙が出そうになりました。
そう、ここから始まったんだよね!って。

最後、ジャッキーカナメちゃんの足に帽子をひっかけて、ミミちゃんがダービーを被り、ウタコさんがティアラを被る流れからのふりかえって客席ウィンクで幕!
一幕最後の再現そのもので、ヘザーセットが扉を閉める姿が見えてきそうでした。

2008年に発売されたミーマイDVDBOXに初演フルバージョンが収録されないとわかったときの落胆(何度もリクエストしたけれど、初日ゲネダイジェストのみ、ランベスは収録されていない)・・・その後、レミゼなどのようにガラコンサートをやって初演キャストが出てきたりしてくれないものだろうかと、叶わぬ夢を何度もみてきました。

もちろん映像があっても生には届かないとは思うけれど、これだけ再演が続いているのは初演キャストの大成功あってのこと。

そしてどれだけ語ったところで、舞台は百聞は一見にしかずなのも事実でもあり。
その叶わぬ夢が今回こういう形で叶ったことがとても幸せでした。

ルポワゾン、川霧の場面もすごく嬉しかったし、他にも心躍る場面も沢山沢山ありました。

でも映像がない初演「ME AND MY GIRL」・・
幸せなタイムマシンに客席の人たちと共に再び乗れたことがとてもとても嬉しかった。

東京でも沢山の人がこのタイムマシンに乗れたら・・と願っています。

いよいよ明日東京公演、開幕です!


追記

配信でこのランベスが観られるのは、明日13日のオールヴァージョンのみかと思われます。


沢山の人とランベスの楽しさを味わえたらいいなあ✨