1月17日。

過ぎてゆく日々の中で、いつまでも忘れない日、忘れてはならない日があるけれど、
今日もその1日。

やはりまっさきに宝塚を関西の友人のことを思い、心配で何も手がつかなかったあの日。

犠牲になった方の中に、直接の知り合いではないけれど、慣れ親しんだお名前がありました。

宇佐見正さん。

朝日新聞編集委員だった宇佐見さんは数多くの宝塚の評論を書いてらっしゃいましたが、最もよく覚えているのが「宝塚ステージアルバム」。

その年上演された全組の舞台写真の後に載っていた宇佐見さんの1年間の講評は、短い言葉の中にもどの生徒に対しても愛情があって、心に残るものでした。

空を見上げるときらめく星の中にいる大切な人たちが見守っていてくれることを感じながら、この日をいつまでも忘れずにいたいなと思います・・☆