時々書店でチェックする演劇情報誌「シアターガイド」。


この中に「わたしの今月」という役者さんたちの近況報告(気になる舞台&一問一答)のコーナーがあるのですが(メンバーは何ヶ月かで入れ替わり)先月号(10月号)から剣幸さんがレギュラーメンバーになったため、いそいそと?チェックすることに(*^_^*)


今月号もお目当てのコーナーをチェックした後、パラパラと巻末の「STAGE GALLARY」という終了した舞台を写真と短いレビューで紹介するページを見ていたら。。出ていました!「ハロー・ドーリー!」!!


半頁のさらに半分という小さい枠ではあるのですが、二幕ハーモニアガーデンでのゴージャスな銀橋の場面のカラー写真が嬉しく、赤いドレス姿のドーリーにあの感動が鮮やかに蘇ります。


そこに添えられたレビューの文章にまたしても胸が熱くなりました。


時代が移りゆく1960年代において昔ながらのミュージカルにこだわり、高い支持を得たジェリー・ハーマンの力作。周りも自分も幸せにする結婚仲介人ドーリーの物語に、「こんな舞台が観たかった!」と心で叫び、その思いに応えてくれたのが、地方劇場のオーバード・ホールということにあらためて驚くばかり。

何よりの勝因は、実力、魅力、存在感すべて申し分なく、まさにドーリーそのものだった剣幸。

最大限のブラボーを贈ります!


わずか数行の文章だけれど何度も何度も読み返してしまいました。

思わず駆け寄って「全て同じ気持ちです!」と握手したくなるような(笑)私の心そのままの文章。

産経新聞の劇評も嬉しかったけれど、この文章からも決してお仕着せではない感動が伝わってきて。


この作品にはそう思わせてくれるものが沢山詰まっていたこと、そしてこういう舞台を待っていた人が沢山いたこと、沢山の情熱と愛情にあふれた舞台がいかに貴重で大切なものであるかを思います。


何度でも幸せな気持ちが甦る剣さんのドーリー。


再び巡り合えて沢山の方とその気持ちを分かち合えた幸せを今日もまた感じました。