今年の4月からスタートした朝の連続TV小説「あまちゃん」。


クドカンこと宮藤官九郎さんが脚本を担当するということで、始まる前から楽しみにしていたドラマです。


録画環境がないため、パーフェクトには視聴できていないのですが(^^ゞ 何とか切れ目なく視聴し続けて来て早4か月目。


くすっと笑ったり、ほろっとしたり、時には大爆笑したり(笑)

朝から笑うって一日がこんなに元気でいられるんだ!と実感する毎日で、貴重な日々の活力源にもなっています(*^_^*)


そんな、楽しみなあまちゃんですが、今日の放送では思いっきり泣かされました。


北三陸から東京に出てきてアイドル修行中の主人公アキと、彼女と一緒に上京するはずだったユイ。


上京直前に彼女を襲った出来事で夢たたれ東京に来ることができなかったユイと、彼女と一緒だったらと東京に行く決意をしたアキが直面した厳しい現実。


はからずも運命がわかれてしまった2人が再会し、お互いの気持ちをぶつけあうシーン。


本当はお互いのことが大事なのに、上手く言葉にできない苛立ち。傷つけるとわかっていても発してしまう言葉。


まだ大人にはなっていない、でも大人と接し、現実を知って味わう葛藤。


2人からほとばしる台詞は、どちらの立場にとっても真実で嘘のない心の中にある言葉。

心突き動かされるものがありました。


18歳の女の子なんてこんなものなんだろうという大人の目線や、こういう台詞を言えば視聴者が喜ぶだろうという・・上手く言えませんが・・あざとさのようなものがなく・・。

等身大のピュアな気持ちが詰まった、青さと苦さとエネルギーがあって。


こういう嘘のない台詞だからこそ、2人の迫真の演技を引き出せたのかなとも。


嘘のない台詞があるお芝居。

演じる人にとっても見る人にとっても心に残る幸せな時間なのではないかと感じました。

脚本の力をあらためて感じた今日の放送、今まで見てきた中でもおそらく忘れられない場面のひとつになるのでは・・と思います。


笑いを織り交ぜながらも、今日のようにしっかり心を捉えて離さない場面のバランスのよさが魅力のドラマ、この後も期待しながら、楽しみに見続けたいと思っています(*^_^*)