ひとつ前の記事でも触れたのですが、ジョージ・ガーシュインの「I Got Rythm」は大好きなナンバー。
上原さんの演奏を聴いていたら、色々とこの曲について思い出してきました(*^_^*)

初めてこの曲を知ったのは、子供の頃にTVで見た「マンハッタンラグ」という宝塚のショーでした。

ショーの中で、老人が「アイ・ガット・リズム」と歌うと青年に変身し、夢の中で少女と踊るという幻想的なシーンの中で使われていて、子供心にこのワクワクする楽しいリズムが心に残り、しっかりと体に刻み込まれてしまいました(*^_^*)

その後、リバイバルで見たMGM映画「パリのアメリカ人」でジーン・ケリーがこのナンバーで歌い踊るシーンを見たときも、あの曲だ!と思ったものの、私の中では宝塚のほうが印象が強く(^^ゞ

このナンバーを心底堪能することができたのが、ブロードウェイミュージカル 「Crazy for You」でした。

1930年代のブロードウェイミュージカル「Girl Crazy」をスーザン・ストローマンの振付でリメイクしたこの作品は、ガーシュインのメロディーとワクワクするダンスシーンが満載の実に楽しい舞台だったのですが、中でもこの「I Got Rythm」のシーンは圧巻で、この曲がこんな風に心躍る場面になるんだという嬉しい驚きが。

初めて観たのは日生劇場での劇団四季の初演の舞台。NYでスーザン・ストローマンに振り付けを受けた加藤敬二さんの迫力あるダンス、保坂知寿さんも役にはまっていて、すっかりこの作品の虜になりました。

その後ロンドンでも観る機会がありましたが、やはりこの場面はショーストップになり、外人の男性が大興奮していたことを今でも覚えています。

懐かしくなり、色々さまよっていたら、こんな動画を見つけました。
四季の皆さんのパフォーマンスでの「I Got Rythm」です。
やっぱり見ているとワクワクしてきます♪



また「Crazy for You」が観たくなりました(*^_^*)