すっかり日にちが経ってしまいましたが・・・(^^ゞ

 

2/21(月)、ディズニー映画「塔の上のラプンツェル」3D日本語吹き替え版 の試写会に行ってきました♪

(ちょっと長いレポですが、よろしかったらおつきあいください(^^ゞ)

 

ディズニースタジオ50作記念作品として全米で話題になっているこの映画、主人公ラプンツェルの育ての親マザー・ゴーテルの吹き替えを剣幸さんが担当すると知り、楽しみにしていた作品でした。

 

 

The Best of Times

 

試写会場は、なんとディズニー本社の試写室♪

 

試写室は、完成した最初の映画が上映されるところでもあり、映画好きな人間にとってはどこか神聖な場所、それだけすでにドキドキ・・気持ちが高まります(*^_^*)


 

 

The Best of Times

 

映画上映の前に、ディズニー社の方から、「最近のディズニー映画はピクサー製作以外の作品はあまり元気がないと言われているが、この作品は自信を持ってよかったとお勧めできる映画になっていると思います」との言葉が。

 

そういわれてみれば、私も最後にディズニー映画を観たのは・・と50作品リストを振り返ると・・なんと33作目の「ポカホンタス」でした(^_^;) 「リトル・マーメイド」「アラジン」「美女と野獣」の頃は大好きでよく観ていたなあと思いつつ、ディズニー社が総力を挙げて作ったこの作品を、しっかりと見届けようと3Dメガネを。

 

ストーリーは・・

森の塔に幽閉され、母親以外の誰とも顔を合わせずに18年を過ごしてきた少女ラプンツェル。彼女は自由に操ることができる魔法の長い髪を持っていた。ある日、大泥棒フリンが塔に侵入したことから、ラプンツェルは彼とともに外界への冒険の旅を始めることに……。

(ぴあ映画生活より)

下敷きになっているグリム童話「髪長姫」は知らないのですが、そのエピソードを上手にアレンジしながら、冒険活劇あり、ロマンスあり、親子の愛情ありと盛りだくさんの内容で、ドキドキハラハラしながら、美しい映像とともに物語を楽しめて、最後は幸せな気持ちになれる、これぞエンターテイメント!という作品でした♪
 
以下、若干映画の内容にふれる箇所があるかもしれませんので、これからご覧になる方はご注意ください。
 
 
海外アニメーション映画は、圧倒的に字幕で観ることが多く(オリジナルの雰囲気を知りたいので)日本語版はどんな感じかなと期待と不安があったのですが、とても自然ですっと体に入ってきました。
 
主人公ラプンツェルの吹き替えは、中川翔子さん。想像していたよりもずっと自然で、 18年間塔の外の世界を知らないラプンツェルの純粋で素直な感じがよく出ていたように思います。歌の吹き替えの小此木麻里さんとも違和感なく、2人の演技と歌をひとりの女の子として見ることができました。
 
ラプンツェルの育ての親マザー・ゴーテルの剣幸さん。母といいながら実はラプンツェルの魔法の髪のために彼女を塔に幽閉している魔女ゴーテル。
先行試写で観た方たちの前評判がよかったこともあり、期待していたのですが・・素晴らしかったです!
悪役ではありますが、自分で魔法を駆使できるスーパー悪役ではなく、ラプンツェルの魔法の髪が若さを保つよりどころであり、弱さを持っているからこその執着がその怖さをひきたたせています。
ラプンツェルを外へ出すまいと、あの手この手で純粋な彼女を言いくるめる姿は見応えがあり、特にそのシーンで歌われる「Mother knows best」は圧巻!歌から台詞、台詞から歌へとかわる瞬間が実に見事で、これぞミュージカル!と思わせてくれるシーンでした。
ファンではありますが(^^ゞファン目線をさしひいても、その演技と歌には圧倒されるものがありました。
 
ラプンツェルが恋に落ちる泥棒フリンの畠中洋さん。王子様でなく自由気ままな泥棒で、どこかおっちょこちょいで憎めないこのキャラクターを畠中さんが実に魅力的に演じていました。進行・ナレーター的な役割もあり、畠中さんの柔らかく自由自在でコミカルで、それでいてまっすぐな演技がとてもこの作品に合っていて、より物語を楽しめました。もちろん歌もよかったです。
 
その他、警護隊長の吹き替えの佐山陽規さんをはじめ、どの方も皆演技も歌も上手で、ミュージカルシーンはアニメーションなのに舞台を観ているような楽しさが♪
 
作曲は「美女と野獣」「リトル・マーメイド」「アラジン」のアラン・メンケン。
どれも大好きだった作品ですが、ワクワクする心地よいメロディーは健在で、どのナンバーも心に残るもので、ディズニー映画のファンの方だけでなくミュージカルファンの方にも十分楽しめる作品だと思います。
 
ラプンツェルが塔から眺める花火や、間近でみる外の世界の光の数々などの美しい3D映像も素晴らしいのですが、、最後に流れるクレジットに使われているイラストが大人っぽくアンティークな絵本のようでとっても素敵で(ここはもうメガネなしでOK 笑)ディズニーのイラストレーションの才能を垣間見たような気がしました。
 
CG3Dという先端の技術を駆使した最新の映画ではあるけれど、根底に流れているものは、ディズニー映画、古き良きアメリカ映画の原点ともいえる夢と希望であり、明日へ前進する力。
開拓者の国アメリカの持つその力から、50年の歴史を感じました。
これからのディズニー映画もそのスピリットにあふれたものでありますように。
 
試写室での映画も楽しかったですが、やはり映画は劇場!
 
日本語版はもちろん、英語版も観てみたいと思っています。
 
3/12からの公開が今から待ち遠しいです♪
 
素敵な機会をありがとうございました(*^_^*)
 
 
The Best of Times