今日は朝から台風18号一色でしたが、嵐の前?の昨夜(10/7)久しぶりにライブに行ってきました
ドリー&タニこと俳優大谷亮介さんとキムラ緑子さんのライブです♪
夏に「リボルバー」の興奮さめやらぬまま、緑子さんの歌が聴きたい!と紀伊国屋ホールにあったチラシを見てすぐにチケットを申し込んだのですが、よくよくチラシを見ると、演奏予定曲のスタンダードジャズナンバーに何やらおかしなタイトルが(笑)これは面白そう!と楽しみにしながらいよいよライブ当日になりました♪
会場は赤坂にあるBフラットというJAZZのライブハウス。JAZZ大好き人間としては懐かしい香りが・・・(あの何とも間が持たない感じも含めて 笑)
早めに行ったので、見やすいお席に座ることができました♪
入場の際にもらった本日の案内によるとタニーはハワイ生まれの日系三世(ウクレレを演奏するからでしょうか 笑)でドリーはラスベガス生まれの日系三世という設定らしいのですが、これだけで面白ライブの予感が・・。
ショーがスタートしてタニーとドリーが入場♪いや~ドリー緑子さん素敵!!マリリン・モンロー風の金髪カツラに胸元が大胆にあいたセクシードレスで登場です 「リボルバー」でシックに着物をきこなしていた方と同一人物にはとても見えません。こんなドレスも似合ってしまうところがさすがです
ペラペラと怪しげな英語での会話のあと、本領発揮でいきなり関西弁になるお2人(笑)
曲は「ダイナ」の翻訳バージョンで「でんな」(笑)会場は笑いに包まれてスタートしました♪
ナンバーはすべてこの何ともいえない絶妙な翻訳で歌われるのですが(笑)笑いの中にも選曲にツボを突かれてしまい、心の中ではウルウルするナンバーも・・・。
「ダイナ」や「月光値千金」を聴くとどうしても心に蘇ってくるのはシアターコクーンで観たオンシアター自由劇場の「上海バンスキング」。
ロビーで吉田日出子さんと自由劇場のメンバーが楽しそうに歌っていた姿を思い出し、ああこういう大人の味がある歌をまた聴くことができるなんて。。と個人的な感慨にも浸ってしまったのでした。
あっという間に1部が終了。昨日も聞きにきたという隣席の方によると、どうやら緑子さんはあと2回衣装替えがあるらしいとのこと(笑)楽しみ!!と思っていたら、さっそく2部の始まりに大谷さんにそのことをネタにされていました(笑)
2部になると大谷さんも日系3世はどこへやら!?で楽しい関西弁トークでMCも進み(笑)ギター/トランペットの影山泰さんも加わって、演奏も彩り豊かになってスタートです♪
皆さん役者さんなのに、歌も演奏も本当にお上手。
大谷さんが大真面目に熱唱した「マイファニーバレンタイン」(ワイフにばれた)には笑いながらも聞き惚れてしまったし、圧巻は緑子さんの「When a man loves a woman」(飲んでてな)。ライブではおなじみの曲らしくイントロだけで拍手が起こっていましたが、役者キムラ緑子さんの真骨頂ともいえるような歌唱で、歌詞に笑いながらも心は大感動の1曲でした。(このときの黒のドレスもとても素敵でした)
大好きな「Sing Sing Sing」では歌の合間にトランペットも披露。それでいて息があがる様子もみせず、アンコール曲をしっとり歌い上げる姿に、舞台で鍛えられた年月の重みが伝わりました。
「歌もダンスも基本は芝居」という言葉を聞いたことがありますが、歌詞が芝居として伝わるからこその味わいを実感することができた楽しいライブでした♪
休憩中、緑子さんにノックダウンされていた私に(笑)隣席の方が、ライブ終了後お話しできますよと教えてくださったので、ドキドキしながら座っていたら着替えた緑子さんが客席に現れました!
思い切って近くにいったものの色んな方と談笑されていて、なかなか勇気を出して声をかけることができず・・・。そのうちグループでいらしていた方たちが声をかけられたので、それに紛れてやっとお話することができました・・!!!
まだ舞台メイクのままだったのですが、気さくにお話してくださって、帰り道はちょっと宙に浮いているような気分でした(笑)来年も色々舞台が控えているようなので、楽しみです♪
大谷さん、緑子さん、そしてメンバーの皆さんお疲れ様でした!
嵐の前に(笑)楽しい夜をありがとうございました