「プッシャー」や「ドライヴ」などで映画界に衝撃を与え続けてきたデンマークの鬼才ニコラス・ウィンディング・レフン監督の最新作だ。
映画は冒頭から圧倒的な映像美で目を引くが荒々しさが不足する。世界の新人監督たちがハリウッドに進出したとたん牙を抜かれるような失望感にたびたび襲われてきたが、彼もまたそうなってしまうのだろうか。
映画の後半にようやく彼らしい演出の冴えを垣間見ることができるが、前半の退屈さには不満が残った。
主人公を演じる美少女エル・ファニングより、スタイリストを演じた脇役のジェナ・マローンにぼくはぞっこんだ。


