ちょっと理由があって、最近、ニューヨークの裁判所に通っておりますパー


あ、別に訴えられたとか、訴えたということではなく、アメリカのみならず、

日本でも裁判所に赴いたことがないことに気がついたので、良い経験かと思ったからです


アメリカは裁判大国、訴訟大国音譜

石を投げればLawyerに当たるって言われるぐらいですものねグッド!


州によって裁判制度が異なりますし、

ホームページで色々と調べて、マンハッタンでは裁判所が立ち並ぶエリアにやってきました。


ひときわ目立つ威厳あるこの建物!?

やっぱり裁判所はこうでなくっちゃ!という建物でしょ!

ここはNY Supremet Courtです。


第一審裁判所の中で唯一全ての事件の管轄権を有する裁判所と言う意味において

最高裁判所です。

Barolo in New York-court


館内に入ると、まずは持ち物をチェックされ、探知ゲートをくぐらなくてはなりません。

またカメラは取り上げられました。


他州では裁判所内だけでなく、裁判審議ですらフラッシュをたかなければ撮影OKなところもあるらしいですが、

NY州は基本カメラ撮影は禁止でした。


最高裁判所を訪問した日は公開している裁判がないらしく、困ってスタッフに相談したら


「犯罪裁判所なら毎日数多く裁いているから傍聴できるよ。

ちょっと血なまぐさい事件が多いけどね、殺人とか発泡とか・・・」


と微笑んで教えてくれました。


あ、有難う叫び


2ブロック離れた犯罪裁判所は

荘厳で静かな最高裁判所とうってかわって


良い意味、活気がある

悪い意味、ガラが悪いあせる


ここで見かける人たちは洋服ですぐにどういう立ち場なのかが分かるから不思議。


(1)きっちりしたスーツ。女性はそれにハイヒール。バッグは沢山の資料を入れてもくたっとならないブリーフケース

(2)警察のユニフォーム。暑くなっているからか弾丸チョッキを来ている警官もいたりして

(3)おもいっきりラフ!当たり前か


傍聴するために審議開始まで廊下のベンチで待っていたところ、

私の横に座った男性。その男性の前に防弾チョッキの警官。


親しげに話をしていたので、気にもせず、本を読んでいたのですが、

たまたま隣の男性の両手が後ろ手になったままであることに気がついたんです。


目の際でちらと目みたところ、なんと


鈍く光る金属=手錠が!?


善き一般市民の私(自分で言うか?)にとって初めてみる手錠だったので、いきなり心拍数が上がりましたよアップ


でも、確かにここは犯罪裁判所ですもの。

「そりゃー、いるよね~」と気持ちを切り替えました。


本当は一番見たかったのは、DSK(ドミニク・ストラス・カーン)の罪状認否。

でもアメリカだけでなく、世界的にも話題になったとのことで、やっぱり難しかったですあせる

賛否両論ありますが、私自身、昔からDSKが嫌いじゃないんですよね。

対談番組での応対ぶりなんて素晴らしいですもん。


それに奥さんのアン・サンンクレアーはキャスターの時から大好きで、彼女の著作本を今でも持っているぐらい。

うーん、残念だな~。サルなんかよりは優れていると思ったのに…。


傍聴した内容はまた別の機会に書くことにします。

その国を理解するのに裁判所ほど人々の生活に密着し、世相を映し出す場所もないので、

とても良い機会になりました。


いつも拙ブログにお越しくださって有難うございます。