まずは、添付してある写真をよーーく見てください。

2007年に買った、スケジュール帳です。

すぐに「あれ?」って思った方は、観察力が

ある人ですね。  

そうです、このスケジュール帳、場所によっては、

同じページが2枚あるのです!!!

添付したのは、1月11日のページと、1月18日

のページですが、なんと、そのページをめくると

また同じ日が!!


オーストラリアの品質はこんなものです。

ここにきてなんとなく慣れてきた、今日このごろ

ですが、このページを見て、一人で笑っていると

妻がやってきて、「どうしたの?」というので、

このページを笑いながら見せると、

「同じページがあるってことは、他の

ページがぬけてるんじゃない?」と言った。


確かに! ここは、オーストラリア、

その可能性、おおいに大!!


すかさず、1月1日から12月31日まで

1ページずつこまめに調べると・・・・・








「ふーーーー、よかった、同じページが

3,4枚あるだけで、日付はきちんと全部あった。」


ほんとに、人騒がせなオーストラリアの品質である。  

でも、僕はアメリカ、日本、ヨーロッパ、そして、オーストラリアに

住んだ経験があるけど、日本の品質管理には

ほんとうに驚かされる。


アメリカにもDoller Store という日本で言う

100円ショップがある。  まあ、どちらかと

いうと、低所得者が出入りしているようで、

中流から下級クラスの住宅街のそばにある。


差別をするわけではないが、やはり、金の

なさそうな人がたくさんいる。 品質は、

アメリカ最大スーパー、ウォールマート

より劣るくらいであるが、ここオーストラリアの

品質よりかはよい。 オーストラリアには、

最近になり100円ショップもどきの店が出店

し始めた。 100円ではなく、たいてい200円から

300円ほどである。 なかには600円ほど

のものあるが、アメリカのDoller Storeより

品質は悪い。


しかし、日本の100円ショップは、

みごとに、日本人の需要に満たしたもので

あり、品質もオーストラリアにある同じ、

Made in Chinaのものとは、比べものに

ならないほど質が良い。  

まるで、中国の工場で、まず一番質の良い

のを日本人が大量に買い。  

次にアメリカ人が残り物を買い。

最後に、時期がすぎて、売れ残りで、

ゴミ箱にすてようと思ったものをオーストラリア人が

買っているかのように思う。

ビジネスからすれば、利口な方法かも

しれないが、おそらくオーストラリア人は

そんなことはしない(知恵がない?)であろう。

大量に買っている日本人が少々安い値段

になっているだけであり、オーストラリア人は

”定額”で買っているに違いない。

(と、オーストラリアに来た当初、思っていたが、

それは、”市場の大きさの差”というのが答えである

事を最近になってわかった。 日本に比べて

市場が小さいオーストラリア。 バイヤーも

日本ほど大量に買えないので、日本に比べて

条件が悪くなってしまうらしい。)


それでも、見ていて、オーストラリア人には、

物流のビジネスセンスはないと感じる。

昔、アメリカにいる頃、輸出入の仕事を

やっていたが、”ここまでひどいもの”

を人に売ることはしなかったし、「もっとうまくやれば、売れるのに」と

感じるのはある。 


でも、この”のんびり感”がある意味では、

オーストラリアの良いところで、このリラックス

した生活をささえているのであろう。


いつだかの新聞のコラムにあった。

「ここ数年、オーストラリアはアメリカを

おうように、向こうの経済スタイルを真似

しようとしている。 確かにそうすれば、

経済は伸びるかもしれないが、

それと同時に、私たちの生活スタイルを

失うであろう。」と。  なんだか、

日本人にはとても耳が痛い話であった。