実質成長率を2.0%程度の見通しと財務省予算原案提出
政府は、2008年度のGDP(国内総生産)について、実質成長率を2.0%程度とする経済見通しを閣議了解しました。
GDPの内訳は、物価変動の影響を除く実質で2.0%程度、名目で2.1%程度と見込んでいるようです。
政府は、景気の先行きを注意深く見守る姿勢をとっています。
①アメリカ経済の減速懸念
②リスク要因が顕在化すると今の見通しよりも成長率が下がる
また、財務省は08年度一般会計予算の財務省原案を固めました。
一般会計の総額は07年度当初予算比1500億円増の83兆600億円で、2年連続で増加です。
税収は同800億円増の53兆5500億円となり、当初予算としては2年連続で50兆円台を確保することになります。
特に、政策的経費である一般歳出は、同3000億円増の47兆2800億円となり、新規国債の発行額は同800億円減の25兆3500億円。4年連続で前年度当初比マイナスとなります。
また、歳入に占める国債の割合(国債依存度)は30.5%と前年度30.7%を下回り、4年連続で改善です。
しかし、借金をしないで行政サービスをまかなえているかを示す「基礎的財政収支」(プライマリーバランス)は約5兆2000億円の赤字となり、前年度の約4兆4000億円から赤字幅が拡大し、5年ぶりに悪化となります。
■予算財務省原案の骨格■
一般会計総額 83兆 600億円( 1500億円)
<歳入>
税収 53兆5500億円( 800億円)
新規国債 25兆3500億円(▼ 800億円)
税外収入 4兆1600億円( 1500億円)
<歳出>
一般歳出 47兆2800億円( 3000億円)
地方交付税等 15兆6100億円( 6800億円)
国債費 20兆1600億円(▼8400億円)
(カッコ内は対前年度当初予算比)