政治改革について(1)
この約10年で日本の政治システムは大きく変化したと思います。
特に、細川政権、村山政権の誕生から55年体制と派閥の論理なる『分かりやすい意思決定システム』が崩壊しました。
よく、日本人は中庸の精神を持ち合わせているから大統領制に似たトップダウンの政治システムはそぐわないといわれています。
この言葉は表面上は適切だと思いますが、詳しく考えてみると少し言 葉の綾があるように思われます。
例えば、小泉政治の成果の一つである郵政民営化は従来の首相ではとてもじゃないけどできなかった仕事だと思います。
小泉首相は一面で『劇場型政治』等と揶揄されましたが、彼が心中温めてきた政策を自らの判断と胆力で実現した成果がこの民営化です。
とても完全とは言えませんが、政治の意思決定がもたらした一つの成果の日であるといえます。
同時にこれまでの政治システム(実は官僚が第一権力者であった従来の政治システム)から僅かに脱却したことを指すと思います。
つまり、これまでそうした首相(リーダー)が現れていなかったために、既往の日本人像や日本人の性格からはそぐわないだろうという推論の基で上記の大統領制を否定していることも大きいのではないでしょうか。
今日は郵政公社が完全に民営化した日です。
少し雑談風ではありましたが、最初はこんな感じです。