お世話になっている先輩がGWで閉店する事になり、昨日は閉店キャンペーンの初日のお手伝いに行った。本当は先輩にお店を継がないかと言われたけど資金不足で断念。。

昨日たくさんいらしたお客様との会話を聞いているとつくづく先輩のお店がなくなってしまうのが残念に思った。最後に一緒に働けて良かった

昨日は働いてたから先輩のカクテルが飲めなかったので今日はお客様として先輩のお店に行ってきます。

先輩は故郷に帰り、落ち着いたら開業する予定だが、昨日別れ際にやっぱりツーカーの人とやりたいから開業する時は呼ぶからと言われた。バーテンダー歴15年の尊敬する先輩にこんな言葉を言って頂いて幸せです

それでは先輩のカクテル堪能してきまーす。

魅せられるってこういう事なのか。

惹き込まれるってこういう事なのか。


そう思えるほど今日観劇した劇団四季ウィキッドに出演していた濱田めぐみさんの歌唱力・表現は凄かった!!


午後1時からのマチネだったが昨日は多忙で寝不足だった為起きたら1時50分叫び

1幕は見れなくても2幕には間に合う!慌てて準備をして会場に向かったが、1幕終了後の休憩になっていた。


2幕だけでも間に合って良かった~と席につく。ウィキッドは何回目かの観劇なので1幕は見れなくても内容は分かる。今回は濱田めぐみさんが出演するかもという可能性を感じ、急遽チケットを取ったのだ。


初めて濱田めぐみさんの歌を聴いたとき鳥肌が立つくらいの感激だった。

それ以来濱田めぐみさんのファンになった。



久々に見た今日の濱田さんは演技も歌声素晴らしかった。

1幕を見れなくても2幕だけでこれだけ物語に惹きこめるなんてすごいなと思う。


やはり芸術や文化 こういったものに触れる機会は多く設けたいなと思う。

最近は読書欲が増し、本日も観劇の帰りに古本屋で2冊購入。

感受性を豊かにする努力は怠らないようにしたい。

ドラマ「スマイル」を見た。

この話の主人公は日本人とフィリピン人のハーフ。

物語の中で主人公がフィリピン人のハーフである事を偏見の目で見る人々や発言があり、心が痛んだ。


自分は両親ともに日本人だが海外で生まれ育った為日本に帰国した際は同じような偏見の目やいじめにあった経験がある。偏見とは見かけだけで本質を見ていないなんとも浅はかな言動だろう。


帰国して小学校でいじめにあい、日本人なのに日本に帰国した途端偏見の目で見られて自分の故郷はここじゃない。やっぱり自分が生まれた国が自分の故郷だ。でも自分は日本人。自身のアイデンティティーに小学校4年生で悩んだ記憶がある。


中学校になった時に学区で区切られ、自宅から少し離れた中学で複数の小学校からその中学校に進学したため、自ら海外で生まれ育ったと言わない限り周りの人には分からない。そうしたら誰も自分が海外生まれ海外育ちである事でからかったりという事はなくなった。仲良くなってから実はねと話してみたら「あ、そうなんだ~」の一言で済んだ。良かったと思いつつ、最初から知らなかったからそういう先入観なしに自分を見ていたからなのではと少し悲しく感じたのも事実であった。


大人になって。。。


ずっと抱えていた悩みと違和感の答えをついに見つけた。

僕は性同一性障害だったんだと。

でもそこからは自分らしく生きる事がこんなに困難だとは思わなかった。


友人や職場、家族  これらの人々にカミングアウトしたら今までの関係や環境が一変してしまうのではと怖かった。でも後悔したくない 自分は自分 自分らしく生きようと決意し、カミングアウトをした。


2年に及ぶ家族全員とのカウンセリング、支えてくれた友人、当時働いていた会社の上司 たくさんの人々が自分を理解し受け入れてくれたけど、偏見の目で見る人々もなかにはいた。


悲しいけれどそれが現実である。「もう慣れっこですから、気にしないで下さい」そう言えるようになるまでの道のりは長かった。 


そんな背景がある自分だからドラマ「スマイル」の主人公 ビトくんになんか感情移入してしまった。

今後のビトくんの生き様に注目。ドラマは普段ほとんど見ないけど、「スマイル」は見ていこうと思う。