ルポルタージュ
「じいさん、頼むよ…」
祈るような思いでマキコさんの方に目をやる。
蛍光灯を取り替えていたマキコさんは脚立から落ちそうになり、誰かに抱えられていた。
「危ないなぁ、気を付けたまえ」
そういいながら、抱えたマキコさんを腕からおろした背広に棒タイの人物は、期待通りのじいさんだった。
めちゃくちゃ得意気である。
「助けて頂いてありがとうございます!!」
「いいんですよ、それよりもお怪我がなくて良かった。
こんな綺麗な方が傷でもついたら大変ですからね。」
「本当に助かりました…」
周りのみんなもじいさんの活躍を見て拍手している。
あれ??
みんなに見えてるの~!?
さっきまでとちが~う!!
つづく