心理的安全性の3回目。
今回は『学習者安全性』についてお話します。
【学習者安全性】
学習の段階に参加し、問いかけ、実験し、
ミスをしても安全を感じられる状態。
学習の段階が担保されていないと、人は受動的になる傾向にあるようです。
この場合、一旦上手くいかない状況に陥ってしまうと
抜け出すことが難しいと感じました。
上手くいかない→質問する→嘲笑される
→自力→上手くいかない→聞けない→嘲笑→・・・
「正しい厳しさ」の定義を整える事で
組織がしっかり成長していくのでは?と感じました。
あるチームの話です。
そこでは、若手が間違えた時に先輩が嘲笑する事があったそうです。
加えて、伸び悩んでいるメンバーを悪く言う事も
しばしば見受けられたとも聞いてます。
10年前、50名程いたメンバーが現在では35名程。
活気も徐々になくなってきているそうです。
このチームが、改善するとしたら何を改善すると良いでしょうか?
僕は、間違えた時には笑うのでは無く
「しっかり叱り、導く。」事の様に思いました。
緊張感を感じてもらい、間違い(失敗)から学び。
次に活かして成長する機会の創出。
皆さんがこのチームのリーダーだったら何をしますか?
皆さんの組織に必要な事は何でしょう?
次回は「貢献者安全性」について書いていきます。