犬との出会いを思い出してみた




街角のそんなに大きくないペットショップで、犬や猫に観賞魚から爬虫類まで多種多様だった記憶がある




その中で、店前に屋根がないケージに6匹ほど同じ種類の雑種の犬が売られていた



セール!!と書かれたポップに、ワクチン代のみ3000円!!って書かれていたと思う



ケージに手をかけて大騒ぎする犬達



都合良く解釈すると「遊んで!遊んで!!飼って!飼って!!」に見えた



その5匹の後ろで、皆と同じ様に騒げない 大人しい犬がいた



それが私との出会いだ





私はまだ小学生だったけど、たくさん散歩したりお世話をした



やがで中学に上がり色々と忙しくなったが、散歩は行ける日は行ってた記憶がある



それで、学校生活と犬の世話の両立が段々と出来なくなり祖父母の家に預けた



祖父母の家によく遊びに行っていたが、その度に犬は尻尾がちぎれるほど振って喜んでくれた



世話をしなくなった自分に 後ろめたさはいつもあったと思う





もう私の犬ではなく、祖父母の犬になった




それでも会いに行けば尻尾を振ってくれた




今思うと、もっと一緒に入れば良かったなとは思うし、学校生活が忙しいは言い訳だったな



そして私が社会人になって 仕事をしていた時に犬が病気になった




祖父母の家から引き取って、動物病院を何件も行き 何とかならないかと診てもらったが手遅れだと言われた




そこで無責任で放棄していた私は自分が嫌になった


それから毎日犬の横に布団を敷いて寝た



なんだか私が子供の頃に 犬といつも一緒に居た時のような、時間が戻ったような錯覚に陥った



日に日に弱ってつらいだろう…




「クゥ~…クゥ~…」と鳴いて 呼吸と共に痛いと言ってるように聞こえて、私は胸が苦しかった



私は、私の心がもう持たないような気がした



人は、この胸が苦しくなり つらい感情は知らなくて良いと思った


ずっと泣いていた



それで、一つ前の日記と話がつながる