もし、長野県の小布施に
行かれるようでしたら
ちょっと
足を延ばして‥
がんしょういん
岩松院に
是非行ってみて欲しい
葛飾北斎が描いた
八方睨み鳳凰図は
一見の価値ありです❗️
本堂のご本尊様が
祀られている21畳の広間
その天井に
描かれた鳳凰の図
鳳凰の目👀が
どこから見ても
ずっと私を
睨んでるかのようで
迫力があります
椅子に座って鑑賞しながら
お寺の方が
絵について色々と
わかりやすく
解説して下さるので
更に絵の凄さを
知ることができます
この絵は驚いたことに
175年前に完成してから
塗り直しなどされずに
当時のまま保存されてる
そうです
金箔などは剥げ落ちてる
そうだけど‥
色の鮮やかさは
175年も経っているとは
とても感じさせません
そして
もっと、驚いたのは‥
この絵が完成した時
なんと❗️
葛飾北斎89歳
完成した翌年に北斎は
90歳でこの世を去りました
今でこそ90歳は
珍しくないけれど‥
北斎の時代では
40歳〜50歳が平均寿命
今の約半分‼️
当時90歳まで生きた北斎は
今でいうと180歳ぐらい
まで生きたことに
なるんだろうか
旦那が「葛飾北斎、
実は妖怪なんじゃね」と
言うのもわかります
80代の北斎は
絵の作成に
当時住んでいた浅草から
小布施までの
250キロ‼️の
道のりを8日間かけて
歩いて小布施には
4度も訪問したそうです
恐るべき健脚ぶり😅
ほんと妖怪並み
同居している義母は86歳
腰は年々折れ曲がり
数10メートルさえ
歩くのがしんどくなっている
そんな、
義母の姿と比べると
葛飾北斎の行動力は
信じられないぐらい
驚きました
北斎曰く「70歳から
自分の描きたい絵が
やっと
書けるようになれた」
「100歳になる頃には
もっとすごい絵が描ける
ようになれる」
と
まるで自分が
永遠に生きれるような‥
その思考
すごいなぁと思います
「人生100年時代」と
最近では
よく耳にするけれど‥
私は無意識に自分の人生に
100年の期限を
設けてしまってるような
気がします
なので、50代は
折り返し地点と勝手に
今の私の立ち位置を
想定しちゃてるかも
北斎のように
人生の終わりの期限を
つけずに
永遠に活きていこうと
思うのでした
あまりにも感動して
鳳凰図の御朱印帳
買っちゃった