前回の記事の続きですが

まずはお寺の住職さんとの
相談の話をする前に
母が祖母と叔母
2つのお墓を守ることに
なった経緯からお話します

母は子供の頃に父親が
亡くなり祖母は
母と母の弟
2人の子供を女手一つで
育ててきました

祖母は夫のお墓を
自分の親のお墓のある
お寺に建てて

祖母の妹で
未婚の叔母が親のお墓を
同じ寺内で
それぞれ守ってました

母が高校生の頃に
祖母が大病を患い
入院してる
叔母のところでしばらく
一緒に住んでいたそうです
その頃から
叔母はずっと
母を娘のように思い
色々と面倒
見てくれてました

叔母は独身でバリバリの
キャリアウーマン

定年退職後も
年金も貯金もたくさん
お金に困ることなく
1人で暮らしていましたが
やがて認知になり
1人で暮らすことが
困難になり介護施設に
入居しました

祖母は、母と同じく
あったらあっただけ
使ってしまう性格タラー
貯金もなく
母の扶養となって
母から生活費を貰い
1人で団地に
暮らしていました

祖母の守るお墓は
普通なら
長男である
母の弟が管理して
いくんでしょうけど‥

母の弟は離婚して
家を出てしまってから
行方不明
未だまったく連絡取れない状態

叔母が認知になるまでは
毎年秋のお彼岸に
母と叔母2人でお墓参りして
叔母が2つのお墓の
管理料亡くなるまで
払っていました

母が働いている期間は
休みの日に
祖母の住む団地と
叔母の施設に
交互に行っていて
お墓参りには母が1人で
行ってたそうです

母が定年後まもなく
叔母の体調も悪くなって
施設から引き取って欲しい
と連絡が入り

だんだんと叔母の貯金も
少なくなりこの先、
高い施設料を払えなくなる
だろうと予測できた頃
だったので
叔母を引き取り自宅で介護

同じ頃、定年退職して
祖母への仕送りもきつく
なったので団地から祖母も
引き取り
叔母と祖母同時の
2人の介護生活が
始まりました

当時、電話すると
「毎日、私の取り合いで
喧嘩ばっかりだよ」
と明るく話すけど

離れて暮らす私に助けを
求めても仕方ないと
思ってか弱音を私には
吐かなかったです

壮絶な介護の様子だったのを
私が知ったのは
2人が亡くなってからの
荒れ果てた実家の片付けを
キキちゃんとやった
時のことでしたアセアセ



「おばちゃんには恩がある」

そう言う母の思いは

片付けのとき

叔母の着物が保存状態

悪く朽ちていっても

捨てられず残すと言った

ことからわかります


母には2人の母が

いたんだと感じました


だから2人のお墓も
守り続けて
きてるのでしょう


自宅で介護している時も
お墓のことも
自分が受け入れると
決めたことだから‥
誰かに頼む訳いかないと
言っているけれど‥
自分が亡くなった後のことは
あえて
考えようとしていないのが
私にはわかります

私も鎌倉でお寺巡りを
するようになって
仏様を身近に感じられ
ご先祖様への
感謝の気持ちの大切さも
知るようになったので

母が抱えているお墓のこと
一緒に向き合い
母が元気なうちに
ちゃんとしようと
思ったのでした

住職さんとの相談に
移りますが‥

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