前回の記事に引き続き、
素人の目線から見た
実家のお片付けのレポート
をしたいと思います。

今回の実家のお片付け、
私の友人の
美しい暮らしの空間アドバイザー
大石美弥子さん(通称キキちゃん)
に頼んで大正解でした!

素人の私だけだったら、
 きっとどっから手をつけて
いいのかさっぱりわからず
一歩も前へ進めなかったと思います。

2日間キキちゃんと一緒に
お片付けしながら、ずっと
キキちゃんを観察しました!
(ストーカーのように笑)

キキちゃんは、動きが止まることなく
次から次へと、お片付けへのステップ
を着実にこなしていきました。
一緒に、作業をしていて
自分の家でも役立つ事が満載でした
それらを、忘れないように
1つ1つ行程ごとに学んだ事を
忘れないように記録していきたいと思います。


今回のお片付けでの
作業の流れを私なりにまとめてみました。

流れにそってお話をしたいと思います。

  イメージ作りとレイアウト
                    ↓
         アウトプット作業
                    ↓
          リセット作業
                    ↓
           インプット作業
                    ↓
              仕上げ作業
                     ↓
       ゴミ出し、ゴミの分別



1  イメージ作りとレイアウト


キキちゃんは、現状の母の部屋をみて、
すぐに、母の日頃の生活動線を見抜き
母の暮らしやすさをイメージして
動線に基づいた家具のレイアウトを決めました

私がキキちゃんが静止してる姿を見たのが
この最初にレイアウトを考えてる時の数分
だけだったような気がします。

私は、こんな大きなベッドが
アラフィフ2名の女手と
老婆で動かせるとは
とても思えなかったのですが‥

キキちゃんは、サイズを計らなくても
移動可能かだいたいわかるようで‥


頭の向きが、窓の方だった
ベッドの位置を‥


壁の方へ移動‥
かなり大変だったけど‥
できちゃいましたウインク


大きなタンスを乗せていた、
下の収納棚を‥



ベットのすぐ近くに置き
よく使う、必要なものをここにしまって
ベッドの上で、くつろぎながら
テレビを見れるようにテレビ台の
働きも兼ねました。

このベッド横の収納棚の上に
乗っていた大きなタンスは、
地震でいつ倒れるか不安だったのですが
やっと‥床の上に置かれて
落ち着きを取り戻したように
見えます。



部屋の家具達が気のせいか、みんな喜んでいる
気がします。収まるところに収まったって
感じがします。

このレイアウトを瞬時に判断できちゃう
キキちゃんはすごいなぁと感動しました。


2 アウトプット作業

クリアケースにしまいこんだ
タンスの引き出し、洗面台の下
床の上や隙間に置いてあるもの
部屋の中のすべての物を
一旦全部取り出し集め一個一個
要るものか要らないの確認作業を
しました。







ベットの上の物

ベッドの周りにあったものなどなど
とにかく物がどんどん出てきます

全部取り出すだけでも大変な作業です。
母は、本を読むのが好きなので、
至る所から文庫本が出てました。

物出しして見てゴミだと
すぐに判断できるものや
確認作業を通して要らないものが
どんどん出てきました。
その都度ゴミ袋に捨てていきます。

要るものは、紙袋とかに入れます
ゴミ用袋と同じにしないで、
違う材質の紙袋で要るものを入れました。

同じ袋だと、要るものまで
ゴミと間違えて捨ててしまいそうに
なるからです。

3 リセット作業

家具の移動と掃除です

家具の移動は、家具の中身を
引き出しごと全部取り出してから
動か しました。
大きな家具を動かしていくと‥


隠れていた、チリやホコリが‥ガーン

恐ろしい光景を、目の当たりにしながらも
その都度キキちゃんは恐れずに
掃除機とハギレ雑巾を武器に
ホコリや汚れに立ち向かって
いく姿はとてもカッコよかったです。

※ハギレ雑巾とは、タオルなどを
ハサミで切って水で濡らして絞って
たくさん作っておきます。
汚すだけ汚して、洗わずにそのままゴミに
して捨てていました。

中の物を取り出した引き出しも
一個一個掃除機で吸ってから乾拭き雑巾で
拭いてきれいにします。
引き出しが、きれいになると
そこに不要な物は入れたくなくなるから
不思議ですねウインク

リセット完了です!

4インプット作業

収納です!
いるものを入れた袋に入っている物を
全部ベッドに出していきながら
分類していきます。
例えば、化粧品類、医療関係、文具
貴重品など‥



キキちゃんと母と一緒に向き合って
ここは美容系のもの、ここは文具系とか
私が、写真を撮ったのも気づかないくらいに
真剣にやっていました。

衣類類もしまうのも同じように
2人で向き合って作業してました。

1枚1枚きれいたたんで、たたみ方も
キキちゃんが指導しながら‥


キキちゃんが、このしまう作業に
お客様とコミニケーションを
取りながら1番時間をかけるそうです。


物や衣類と向き合うのは
自分の気持ちと向き合うのと通じてる
ような気がします。
大切な時間なんだなぁと思いました。


こうして、向き合って2人でやることで
どこにどんなものが入っているのか
わかり、引き出しの中もキキちゃんの
手にかかるときれいに整理整頓できます。
まるで、魔法のようです。

キキちゃんが持ってきた、白いカゴが
あるだけで劇的に引き出し中が
見やすくなります!

私も、このカゴ100均で買ってこようOK




5仕上げ作業

物が収まるところに収まると、
今まで物で占領されていた床や壁などが
姿を表します。
物で溢れていた以前の暮らしより
ぐっとお掃除しやすくなりました。

キキちゃんは、手を休めることなく
床や壁を何度も拭いていました。

1度私が磨いた洗面台

キキちゃんが再び磨くと
さらにキラキラ輝きを増して
私が磨いたのとは
見るからに違いがわかります。

洗面台下の収納も、物を用途別に分けて
置いてくれました。

ドライヤーなどは
右利きの母が取り出しやすいように
左側の扉に置くようにしました。
そういう所に気づくのが
プロのテクだなぁと思います。



6 ゴミ出し、ゴミの分別

この作業は、キキちゃんのいない日に
私と母でやりました。

今回のお片付けで
大量のゴミの山になりました。
ゴミを分別して、それぞれのゴミの日が
わかるように私はメモを書いて
分別ごとのゴミにメモを貼っていきました、




ちゃんとメモの日にち通りゴミを出したら
母から今日、プラのゴミだしたよーって
連絡が入ります。

このゴミ出し作業、やり終わるごとに
気持ちがスッキリするらしく‥

次のゴミを出す日を 母は楽しみにしてます。


母は、お片付けで自分の部屋が
とても快適になったと喜んでいます。

前回のブログで、以前のビフォーの
母の部屋の写真を載せたのを見て
母が今までの生活がよみがえりました
今は、快適な生活を送ってるよ
ありがとうって言ってました。

今が快適だと、過去の暮らしぶり
なんてすぐに忘れちゃうんだなぁと
思いました。

あんなに、沢山の物を捨てたのに‥
あれが無くて困る!とか
あれは、どこ?なんて
後から母から聞かれる事、
今のところ全然ありません。

そこが、プロと素人の違いなんだろうと
思いました。

そういえば、私は母や父に

「これ、いる?」って聞いてました

でも、キキちゃんは
「これ、使っています?」って聞いてました。

今、使っているか?
今、必要な物なのか?
過去や未来の自分でなく
現在の自分に問いかけてみる!

それが、断捨離の極意なのかなぁと
勝手に解釈したところで、
今日は終わりにしたいと思います。

次回は、実家の玄関と一階の洗面所です。
今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございました😊