中村幸弘・碁石雅利『日本古典 文・和歌・文章の構造』(2012,新典社)

読解のための古典文法の本。簡潔で読みやすい。

タイトル通り、「和歌特有の文法構造」の解説もあって、
たとえば、「第三句の枕詞」について解説されている。
これは枕詞にかぎらないと思うけど、古今集などの勅撰集を読むと、三句に体言などをおき、上句と下句の、一種のピボットにするような構造が、一つの典型的な和歌の構造としてあることに気づく。
そういうことをまとめた本が読みたかったので、非常におもしろく、勉強になった。

日本古典 文・和歌・文章の構造/新典社
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