写真を撮ってみたんですが、ひどい、ひどい。

何じゃこりゃあって感じでしょう?
指が写った訳じゃあない、と思うんですよ。
諦めきれないので、パシリのカメラマンやっている娘にLINEで送ってもらいました。

うん、これなら地球滅亡の日みたいでいいですね(笑)。
ところで、暗い月を見ると、『ほととぎす』っていう曲を思い出すんです。中学のとき習いました。とても好きな曲なんです。
♫ドードラーラソファドー レミファーラレドソー
っていう旋律です。多分、ある年齢以上の人はよくご存知でしょう。イギリスの曲だったと記憶します。
歌詞もいいんですね。
♫小暗き夜半を ひとり行けば
雲よりしばし 月は漏れて
一声いづこ 鳴くホトトギス
見かへるひまに 姿消えぬ
夢かとばかり なほも行けば
またも行く手に 闇は降りぬ
私ね、この歌詞と小倉百人一首の中にある歌ね、
ほととぎす鳴きつる方を眺むれば
ただ有明の月ぞ残れる
との共通感覚があるなあと思っていたんです。百人一首の方が、まるで「反歌」になっているようですよね。
ふうん、洋の東西を問わず、月とホトトギスに対する感覚は同じものがあるのかあと思ったんです。
しかし、今回、まてよ、こりゃあ出来過ぎた話だな、ひょっとしら、と思って、ネットで元の歌詞を検索してみました。
元の題名は
Her Bright Smile Haunts Me Still
っていうんですね。「君が微笑我を離さず」っていう訳がつけてありました。
中身は、英語歌詞は省略しますけれど、忘れられない彼女への思いを歌ったものです。
何だ、全然違うじゃないですか。ホトトギスなんてどこにも出て来ません。
よく調べてはいないんですけれど、恐らくこういうことだと思うんです。
「訳詞者」の近藤朔風は、まるきり違う歌詞を作っちゃったんです。その際、小倉百人一首の中のあの歌が、ちょうど「反歌」になるような歌詞にしたっていうことなんです。これは、まず間違いありません。
やっぱ、日本人の感覚だったんですね。
生涯、騙されるところでした。
ダークムーンよ、ありがとう
ってところですかね(笑笑)。