地球上に誕生した、架空国際ラグビーリーグ「フィクションズリーグ」。
2チーム目はロシアから参戦の「クレムリンダイヤモンズ」のメンバーをご紹介。
Kremlin Diamonds
まず紹介すべきは「太陽系のシューティングスター」の異名を持つWTBフロムシンだ。体は決して大きくはないが、プレーのスケールはユーラシア級。SHヴォローニンに「あいつはどこにでもいる。ストーカーかと思うぜ」と言わしめるほどの運動量で、常にブレイクダウンのそばにポジショニングし、ボールを呼び込む。ひとたびボールを持てばタックルされるまで止まらない。ほかのチームにとって最大の脅威となるだろう。
そしてスクラムキングこと、LOベコフだ。2列目からのプッシュは強烈で、PRアルジャンニコフの腰痛もベコフが原因だ。その影響でアルジャンニコフは試合開始から20分程度で持病の腰痛により退場すること多々。代わりにPRに入るのがベコフである。そうなると相手チームの右プロップを粉砕するのも時間の問題。ベコフによると「おれの肩パットに何が入っているかは詳しく言えないが、すべてこいつのおかげさ」。本来注意すべき協会サイドも、スクラムキングには逆らえないらしい。闇は深い。
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