昨日、ツイッターやLINEとかでラグビー普及についての論争をしておりました。
考え方の整理も含めて、ここで少々まとめます。
あくまで持論ね。


何をゴールにするかによるけど、
ラグビー人口を増やすことをゴールにする場合、
ターゲットは親です。

高校の部活からラグビー始める子は多いと思うけど、中学からやってる子が高校でも続ける率の方が高いよね。
同様に、中学から始める子よりも、小学校からやってる子が中学でも続ける率の方が高い。
より若いうちからラグビーやらせることがラグビー人口増加に繋がるんすよ。
当たり前の話ね。

で、親の話。
園児や小学生がラグビーするには、親が動かんといかんわけですよ。
お金も移動も全部親が権限持ってるから。
親にいかに「自分の子供にラグビーやらせたい 」のマインドを持たすかが鍵となります。

うちのスクールは2015年の秋、一気に新入部員増えたんすよ。完全なるワールドカップ効果。そして五郎丸人気。
毎週1学年に10人ぐらいずつ増えてたような。
結果、グラウンドがパンパンになってまともに練習できんっていう。
で、新しく連れてきた親たちは、子供がラグビーしてる姿をじーちゃんばーちゃんに見せたくて、必死で撮影。
ミーハー丸出しやね。
ミーハーのパワー凄いよ。全く興味なかったはずなのに、ちょっと興味持ち出すと一気に全力。
一方ラグビー知識無いから子供に何着せていいか分からんらしく、テーラードジャケット着てタックルさせられてる子がいたりとか。
ほんまにラグビー好きなの?っていう。

でも、そういう人がラグビー人口増加に貢献してるんすよ。
ミーハーでも無知でもなんでもいいので、
まずは親がラグビーに興味を持ち、子供を連れてくるっていうスタンス。
これが大事。
知識なんか後からついてくるから。

そんなこんなで、まず親を囲い込むことが大事ね。じゃないとなかなか子供の意思でスタートする子はいないから(したくてもできないパターン)。
ライダーの中の人にキャーキャー言ってるような親をいかに生み出すかやね。
それにはやっぱりラグビーのメディア露出が増えたり、スター選手が出てきたり、そういうの必要。
まあそこが難しいんですけど。


ちなみにバリラグが子供じゃなくて大人の体験会してるのはそういう理由ね。
バリラグのゴールの1つは、スタジアム満員。
大人のラグビー熱を上げて、スタジアムで盛り上がってもらって、最終的に子供にその楽しさを還元してもらう。
このセグメントってあんまり無いんすよね。子供の体験会はあるけど。大人はなかなかね。


長くなるので今日はこんなところで。