ずーっと気になってたんです。


『古物商』


まず、


儲かるのか?

副業になるのか?


今の仕事を辞めて、転売ヤーを本職として生きていけるのか?

なぜ許可証が必要なのか?


また、どうすれば取れるのか?

初期費用、経費はいくら?


そもそも、
古物商って何?


わたくしの

毎年一つ

何かに挑戦して成し遂げよう企画

というわけで、

自動二輪の次は


古物商許可証となったのです。


ネット、YouTube、SNS。
色々検索してみる。

出てくる、出てくる。
(意外とみんなやってるんだな)


古物商(許可証)とは

*ここからはあくまで自分なりの解釈です。

詳しくは(正しくは)ご自身で検索検索。


・許可証の目的:    盗品の一早い発見→持ち主への返却。

・買取り〜販売等のリサイクル系のショップ、訪問買取り、中古品等のレンタル業等を営む場合必須。

・自分の不要物をメルカリやヤフオク等で売るだけなら不要。

・古物商許可証を取得した場合、古物台帳や古物商プレート(名前と登録番号、自分が取扱う古物の種類等が記載された小さなプレート)を営業所(個人の場合自宅)に据付けなければならない。また、登録事業所(自宅)に警察官が古物商の実態を確認に尋ねてくる。


・特定の条件を満たす物品の買取り、販売する場合は取引を古物台帳に明記しなければならない。

・巷には『古物市場』という、リサイクル業者、中古ショップ、転売ヤー、片付け屋、輸入出業社等、中古品(古物)を取り扱う、ありとあらゆる人達が定期的に集う謎の市場があちこちにあり、そこに出入りする為に古物商許可証が必須となる。


ほー、『古物市場?』

世の中にはまだまだ知らない世界があるもんだ。


ということで、

まず、


申請場所、

必要な書類を調べてみる。


申請場所→最寄りの警察署の生活安全課


必要書類 *個人の場合。


①古物商許可申請書 

②略歴書

③住民票の写し

④誓約書

⑤身分証明書

⑥URL関係資料


(*法人の場合、更に必要な書類があります。)



手数料 19000円(警察署で19000円分の県証紙を買って、申請書と一緒に提出しました。)


経費 許可証取得後、古物商プレート古物台帳を購入しなければならないので、その金額。わたくしはAmazonで買いました。(いろいろある。)


①古物商許可申請書

これは、自分の住んでいる都道府県の警察署のホームページからダウンロードできる。(書き方もホームページに載ってます。)

印刷して書くだけ。



②略歴書

これは、直近5年間の、簡単な履歴書みたいなやつ。

これもダウンロードして書くだけ。(書き方はホームページで見られます。)


③住民票

役場に行って取得。本籍、国籍記載。マイナンバーは未記載のもの。


④誓約書


これもダウンロードして住所と名前を書くだけ。


内容(かなり簡潔に)、


私は破産する程の借金も無ければ犯罪者でも暴力団員でもありません。

住所もあるし精神的な障害も無く、取引きするには問題ありません。

過去に許可取消しを受けたこともありません。

的な内容です。

(詳細はググってください。)



⑤身分証明書

ここで言う身分証明書とは、

運転免許証やマイナンバーカードではなく、役場に行って取得する書類。


(わたくしの場合、今の住所と本籍が異なった為、本籍地の役場から取り寄せました。)



⑥URL関係資料

これは、ホームページを作って商売する場合に提出が求められます。わたくしはホームページは作りませんので、提出不要でした。


以上が

個人で古物商許可申請を行うにあたっての

必要書類でした。


書類が全て揃ったら、

最寄り警察署へ。


いざ!


最近、車庫証明で何回か交通課にお世話になってはいたものの、


生活安全課お初


交通課の横にある県証紙窓口で、

古物商許可申請手数料19000円分の県証紙を購入して生活安全課を探す。



悪いことしていないのに 

ハラハラ。


緊張しながら2階へ上がっていくと、

何やら事務所がいくつも並んでいる。


書類を片手にキョロキョロ、

行ったり来たり。


40過ぎのおっさんが警察署内を挙動不振でウロウロしていたら、それこそ不審者に見えただろう。



『生活安全課』



どこにでもありそうな、少し古い感じの事務所の入り口の上に札があった。ここだ。


わたくし、極度の緊張しいの為、


ノックもできなければ声もかけられない。


既に心臓がバクバクしている。


(それでよくここまで来たなぁ。)



生活安全課のドアの前で、

立ち尽くす中年男。


(自首でもするのか。)


今日のところは帰ろうかどうしようか悩んでいると、


グッドタイミング。

ちょうど、作業服?を着た優しげな男性(警察官)が出てきた。

チャーンス!とばかりに声を掛ける。

『あ、あのう、コブツのキョカが・・・』


警察官『は?』



わたくし、

極度の緊張しいに加えて

更に口下手ときた。


勇気を出して再度、振り絞る。


『コブツショウの、キョカシンセイなんですが、、、』


警察官『あ〜、許可申請ね。どうぞー。』



頑張ったよ、本当によく頑張った。


質疑応答、いろいろ説明を受けて

なんとか書類一式を提出できたのでした。


連絡先は携帯番号を書いてきた。



・・・約一ヵ月後。


警察署から着信。


『許可証ができたので取りに来るように』と

連絡が入る。


そして、無事、


『古物商許可証』


をゲットできたのでした。


おしまい。



【おまけ】


個人の場合、申請時(書類提出時)、


『あなたはなぜ、この許可証を申請(必要と)するのですか?』

と尋ねられるので、ちゃんと答えられるようにしておくと良いと思います。


ちなみに、わたくしの場合、

『副業でリサイクル関係の仕事を始めようと思っている』旨、正直に話しました。


その他、いろいろ質疑応答があったので、

古物商許可証』について、申請前にある程度勉強しておくことをおすすめします。