今さらですが…

まゆゆ、退院から2週間。
昨年12月21日から長女、親知らず抜歯の為入院。

とにかく注射が嫌い。
予防接種は3人がかり。
そんな長女にそろそろ親知らずの抜歯しようねと矯正の先生から一言。

奥歯の下から親知らずが押し始め下の奥歯が2本とも斜めに曲がって生えている状態。

抜歯と聞き青ざめる長女。

寝ている間に終わるなら治療後痛くても我慢できるけど…
目の前で注射されるのは絶対嫌!!と…

なので障害のある人の全身麻酔での歯科治療実績がたくさんある大学病院に紹介状を書いてもらうことに。

次男のてんかんやADHDでもお世話になっている大学病院。
ここなら安心です。

先生もとても親切で、採血すら断固拒否の娘にやさしく、根気よく噛み砕いて採血の必要性、娘の全身麻酔手術の為にたくさんの人が関わって安心して手術が受けられるということなど丁寧に話してくださって…
長女も涙ながらに覚悟を決め、一人で採血室へ!!
凄い‼✨
採血後は極度の緊張もあり貧血起こして大変だったけど、よく頑張りました!

手術当日は朝から点滴…
と説明を受けただけで顔面蒼白あせる
先生が機転を利かせてくださり、
「あっ!じゃあ手術室で眠ってから点滴するね!」
と言ってくださり…
娘も安心して手術室に向かえました。

2本同時抜歯だったので術後はしばらく顔がパンパンに!

でも痛み止めもあり、先生から良く説明を受けていたので痛みでパニックになる事もなく過ごせました。
真面目な長女らしく、先生の言い付け通りうがいや、薬の管理もバッチリ。

ただ1つ…
長女はものすごい偏食。
お粥、野菜が食べられず…

親知らず抜歯後はお粥しか出ず…
野菜もたっぷり。

全く食べるものがないとLINEが…

仕方ないのでウィザーインゼリーとプリンで4泊5日の入院を乗り切りました。

入院が長かったのでテレビカードを買ってあげたのにほとんど使わず。
本を読んだり冬休みに入ってすぐの入院だったので宿題をずっとやっていたようです。



入院中も偏食を除けば本当に素直に先生や看護師さんの指示にしたがえたようで
「彼女はとても落ち着いて受け答えもできるし、しっかりしているから大丈夫。」
と先生が言ってくださり、心配していた退院後の抜歯も頑張って暴れることなくできました。

今回の初入院で色々と経験させてもらいましたが、これからの長い人生、何があるか分からない。
でもこうやって、苦手な事もちょっとしたサポートで乗り越えられるんだって知ることができ、娘本人も自信に繋がり私も成長を感じました。

発達障害的には軽度だけど、いろんな場面で壁にぶつかる事も。

でもこうやって娘と寄り添って乗り越えて行きたいと改めて実感。
高校入学当初はビリに近かったクラス順位も高2の今ではクラスの半分まであがってきました。

子どもの成長って凄い!
後少しで3年生。
就職希望の娘は面接があったり苦手な事にたくさんぶつかると思うけど絶対に乗り越えられると確信が持てた貴重な入院経験でした!