先日のツーリングの時に、とあるバイク女子に聞かれた…

「どうして手を離して走れるの?」


実は、前後にほぼ誰もいない、対向車もない緩やかな下り坂で両手を離して走ってました。

当然、カーブでもそのまま…。

だから疑問に思ったんでしょうね。

少し乗れてるライダーなら出来るじゃん!

と思いますが、初心者やバイクを知らない人からすればとんでもないこと、考えられないことなのでしょう。


車はハンドルから手を離すと直進します。

そういうふうに作られていますから。

バイクも同じで、手を離すと直進します。

(まぁ、正確にはアクセルを開けながら…ですが)


曲がるときは車はハンドルを切る(回す)必要があります。

一方、バイクは…。

ハンドルを切らなくても曲がれます。

車体を傾ければ、バイクが勝手にハンドルを切ってくれます。

いわゆるセルフステアってやつです。

コレを上手に使ってあげるとバイクは格段に楽しく走れるようになります。

そして、このセルフステアを使うためにニーグリップが有効なんです。

ハンドルに力を入れないためにも有効です。


と…まぁ、こんな意味で

「ニーグリップが大事だよ。」


とアドバイスしたけど、果たしてどこまで伝わっただろう。

自分も昔から知ってはいたけど、積極的にセルフステアを使えるようになってきたのはこの10年くらいかもしれない。


なんか、まとまりありませんが、ちょっとライディングを振り返った出来事でした。