100年先を見据えて
杉や檜の林を伐採して、広葉樹などの木を植えて自然の森に戻す活動されている人がいます。
天河村、吉野山に行って、自然を守る方々の熱い思いに胸がきゅんとなりました。
1,000人いた林業の方は今は10数人。
しかも高齢となっている。
私がお話を聞いた方は72歳,
100年先を見据えて、今動き出している人との出逢いで、
私にスイッチが入りました。
豊かな森から、豊かな水が生まれてくる。
水は生命の源。
何ができるだろう?
こんな問いに
見えない世界から見たらどうなのか?
しゅうさんはどう答えてくれるのか!
今回は『祈り・癒し・慈しみについて』をテーマにお勉強したいと思います。
天河村・吉野山の自然
当たり前に見ていた山。
杉や桧は、戦後の高度成長期に住宅を建築するのに、必要になり(お金にもなると考えたことを悔やんでいました)たくさんの山に杉や桧が植栽されました。
ところが、杉や桧は人の手入れが必要なのです。
自然の森は、何も手をかけずに、水の循環がされています。
必要とされた杉や桧は、安い海外の木の輸入に押されて、必要とされなくなりました。
1,000人いた林業の方は今はわずか11人。
杉や桧の森は、間引きしないと太陽が入らず、木は成長できない。
雨が降っても、森の地面に水が届かずに、水の循環ができない。
危機感を感じて
杉や桧を伐採して、広葉樹などの木を植栽する活動を始めたそうです。
TVでも放映されたのは見たことある方もいらっしゃると思います。
私も見ましたが、
直接お話を聞いてみると、心が動かされます。
若い人がいないから、大変な労力でしょう。
大変だけど、
100年先、自然の森が復活できると信じて活動を続けているそうです。
若い力が来てくれて、自分たちの活動を繋いでくれることを望んでいました。
伐採された山はこんな感じ。
他の地区では、太陽ソーラーで埋め尽くされ酷いことになってるところもありますね。
見慣れた杉林の山。
自然に帰ったら、もっと彩り豊かで、絵を描きたくなるでしょうね
このことを伝えるために、
天河、吉野にいったのかも
去年訪れた屋久島でも
水の循環の話を聞いていたけど
直接関わってる人の話は
めちゃ魂に響きました
『もののけ姫』を見る前に、
このような話を聞いたら
全く違う感性に響きそうですね。