「海外のEC市場はチャンスですよ!」 なんてクライアントに提案している私ですが、現地の裏路地に入れば、そこには日本の常識が1秒で崩壊する世界が広がっています。

 

今日は、私が上海での業務の際に絶句し、思わず立ち尽くしてしまった「二大衝撃シーン」をお話しします。

 

【地面で牡蠣の処理】

まず目に飛び込んできたのは、道端に座り込んだおじさん。 何をしているのかと思えば、地面に直置きされた大量の牡蠣(カキ)を、手際よく殻から外しているんです。

 

「え、そこ、さっきバイクが走ってたよね?」

 「その水、どこから引いてるの……?」

 

そんな私の困惑をよそに、おじさんは慣れた手つきで次々と身をバケツへ。

 

これが明日にはどこかのレストランで「絶品!」として並ぶのかと思うと、胃のあたりが少しキュッとなりました。

 

【伝説のまな板】

さらに追い打ちをかけたのが、近くの火鍋屋さんの光景です。 

 

肉を叩き切っている大きな丸太のようなまな板。

 

失礼ながら、「これ、数年は洗ってないよね?」という、年季の入りすぎた黒ずみと脂の層。

 

もはやまな板というより、一つの「生態系」のよう。

 

「除菌」「殺菌」が口癖の日本のキッチンを見慣れた私にとって、それはもはや文化の違いを超えた、ある種の「生命力の差」を見せつけられた瞬間でした。

 

地面の牡蠣に震え、伝説のまな板に言葉を失う。 

 

これが、私が向き合っている「現場」のリアルです。

 

こんなにワイルドな環境で生き抜いている人たちに、どうやって日本の繊細な商品やサービスを届けるのか。 

 

「コンサルタント」なんて格好つけている場合じゃありません。

 

皆さんは、旅先で「これは一生忘れられない……」という衛生的なカルチャーショック、受けたことありますか?

 

 日本の「綺麗すぎる常識」が、いかに恵まれているか。上海の裏路地は、そんな当たり前のことを教えてくれました。