☆bar星男☆

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☆新宿2丁目のartとmusicを楽しめる小さなgeymixbar.
bar星男のブログです☆



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こちらになります。よろしくお願い致します。

「百徳」
2025年5月23日-6月4日
チーム百徳


ArtBAR星男

東京都新宿区新宿2丁目6-8 小沢ビル 1F

03-5379-6066

チャージ 800円 / ドリンク 700円〜

【バー】

• 月〜木・日曜:20:00〜2:00

• 金・土曜(祝前日):20:00〜5:00

【ランチ】

●喫茶と軽食 ロドス

• 月〜土曜:11:00〜17:00

●デリ山アカ(和洋折衷密プレート)

• 日曜:12:00〜16:00 L.O.15:30)

※フードのオーダーをお願い致します


櫻田 宗久 展
The Guruguru Diaries「Butterflies」
2025年5月9日(金)– 5月21日(水)
Artbar星男


子供の頃、眠りにつく前によく、

自分の身体がふわりと廻り始めるような感覚を覚えた。

眠い目を見開いて天井を見上げると、本当に世界がぐるぐると廻っているようだった。

私はこの体験に「ぐるぐる」と名前をつけた。

ぐるぐるは毎晩訪れるものではなく、ときどきだった。

それでも私は、いつかまた廻りはじめる夜を、密かに心待ちにしていた。

大人になると、あの感覚はすっかり消え、私自身も、そんな記憶を引き出すことはなくなっていた。

そんな子供の頃、絵を描くことが好きだった。

しかし大人になるにつれて、いつの間にか描かなくなっていた。

理由はいろいろあるけれど、

「生活の中で絵を描く意味を見つけられなかった」

というのが一番大きかったように思う。

そんな中でも、電話中や考えごとをしているとき、何気なくペンを持つと、ノートの上に絵になる前のような「ぐるぐる」が広がっていた。

描いている時、思考が止まり、静かになる感覚があった。

もしかしたらこれも「絵」なのではないだろうか?

そう思ったとき、私はずっと絵を描き続けていたのかもしれない、と気づいた。

そして今回、ぐるぐるを描いていくうちに、いつの間にか「蝶」を描いていた。

どうして私は蝶を描いているのだろう?

この世とあの世を繋ぐようなその存在と、変容の姿に、私は惹かれているのかもしれない。

そして私は、あの子供の頃の体験を、ふと思い出した。

今回、父と母の故郷である北海道のアイヌの模様を調べていると、

このぐるぐる模様と近いものがあり、それは「モレウ」と呼ばれることを知った。

私は、勝手に不思議な繋がりを感じずにはいられなかった。

その意味には、

“渦を巻いて世界に漂う生命を、自らの内側に取り込む”

と記されていた。

蝶は廻りながら踊っていた。

その時、私は宙に浮かびながら廻り始め、

そして地球もまた、静かに廻っていた。

ぐるぐる ぐるぐる。

私たちは廻り続ける。

⸻櫻田宗久

初めての絵だけの展示です。

ぐるぐるの世界でお話しましょう!

ArtBAR星男

東京都新宿区新宿2丁目6-8 小沢ビル 1F

03-5379-6066

チャージ 800円 / ドリンク 700円〜

【バー】

• 月〜木・日曜:20:00〜2:00

• 金・土曜(祝前日):20:00〜5:00

【ランチ】

●喫茶と軽食 ロドス

• 月〜土曜:11:00〜17:00

●デリ山アカ(和洋折衷密プレート)

• 日曜:12:00〜16:00 L.O.15:30)

※フードのオーダーをお願い致します


櫻田 宗久 展
The Guruguru Diaries「Butterflies」
2025年5月9日(金)– 5月21日(水)
Artbar星男


子供の頃、眠りにつく前によく、

自分の身体がふわりと廻り始めるような感覚を覚えた。

眠い目を見開いて天井を見上げると、本当に世界がぐるぐると廻っているようだった。

私はこの体験に「ぐるぐる」と名前をつけた。

ぐるぐるは毎晩訪れるものではなく、ときどきだった。

それでも私は、いつかまた廻りはじめる夜を、密かに心待ちにしていた。

大人になると、あの感覚はすっかり消え、私自身も、そんな記憶を引き出すことはなくなっていた。

そんな子供の頃、絵を描くことが好きだった。

しかし大人になるにつれて、いつの間にか描かなくなっていた。

理由はいろいろあるけれど、

「生活の中で絵を描く意味を見つけられなかった」

というのが一番大きかったように思う。

そんな中でも、電話中や考えごとをしているとき、何気なくペンを持つと、ノートの上に絵になる前のような「ぐるぐる」が広がっていた。

描いている時、思考が止まり、静かになる感覚があった。

もしかしたらこれも「絵」なのではないだろうか?

そう思ったとき、私はずっと絵を描き続けていたのかもしれない、と気づいた。

そして今回、ぐるぐるを描いていくうちに、いつの間にか「蝶」を描いていた。

どうして私は蝶を描いているのだろう?

この世とあの世を繋ぐようなその存在と、変容の姿に、私は惹かれているのかもしれない。

そして私は、あの子供の頃の体験を、ふと思い出した。

今回、父と母の故郷である北海道のアイヌの模様を調べていると、

このぐるぐる模様と近いものがあり、それは「モレウ」と呼ばれることを知った。

私は、勝手に不思議な繋がりを感じずにはいられなかった。

その意味には、

“渦を巻いて世界に漂う生命を、自らの内側に取り込む”

と記されていた。

蝶は廻りながら踊っていた。

その時、私は宙に浮かびながら廻り始め、

そして地球もまた、静かに廻っていた。

ぐるぐる ぐるぐる。

私たちは廻り続ける。

⸻櫻田宗久

初めての絵だけの展示です。

ぐるぐるの世界でお話しましょう!


ArtBAR星男

東京都新宿区新宿2丁目6-8 小沢ビル 1F

03-5379-6066

チャージ 800円 / ドリンク 700円〜

【バー】

• 月〜木・日曜:20:00〜2:00

• 金・土曜(祝前日):20:00〜5:00

【ランチ】

●喫茶と軽食 ロドス

• 月〜土曜:11:00〜17:00

●デリ山アカ(和洋折衷密プレート)

• 日曜:12:00〜16:00 L.O.15:30)

※フードのオーダーをお願い致します