楽しみにしていたF-1アメリカGPの日でした。
今朝も通常通りの出勤(早朝3:30出勤)なのにユーロ杯ギリシャ戦で日本代表の勝利を歓びながら
チャンネルをフジ721に回すと何だか重苦しいコメント
ミシュラン勢が一昨日のラルフの事故におけるタイヤの欠陥について
今レースミシュラン勢はスタートしないのではないかと大騒ぎになっている。
しかし、ドライバーもマシンもスターティンググリッドに全車並んでおり
いつもと違うのはスタート前なのに各チームの首脳陣やFIA王国バーニー王が
なにやらヒソヒソ話を行なっていたぐらいであった。
定刻にはフォーメーションラップも始まり、TVコメンテーターは色々言っていたのですが
これだけ人が集まってる大イベントそう簡単に中止になる訳がないと確信していた。
あらら、フォーメーションラップエンドにミシュラン勢が次々とピットインしてくる
やっぱミシュラン勢のレース不参加は本当のようだ
FIA王国のレギュレーションでは出走台数が12台以下になった場合はレースを中止するとなっており
グリッドにはフルグリッド並んでいた為レース中止にはならず正常通りスタートも行われた為
高額のチケットを購入して見に来た観客への払い戻しも無くなってしまったのだ。
20台中14台がピットインリタイヤという形でブリジストン勢の6台だけがスターティンググリッドに並んだ
シグナルが消え今までに見た事が無い悲しいレーススタートとなった。
金曜日のフリー走行中にTOYOTAのラルフシューマッハがターン13のコンクリートウォールに激突
その時のクラッシュの原因がミシュランタイヤの強度にあったようだ。
私は以前から今年のレギュレーション通りにレースが行なわれれば路面情況が他のサーキットと
まるで異なるカナダとアメリカGPは絶対最後まで走れないと色んな佐藤琢磨くんの団体BBSで
述べてきたのだが現実となったのである。
レース中観客のブーイングには同感する物があったがドライバーに投げ込まれた瓶缶類には怒りさえ感じた。
レース運営とはまったく関係のないドライバーに対して、まして彼らは少ない台数ながらも通常にレースを行なっているにも関らず、そのドライバー目掛けて物を投げるなんて絶対許せない事だと思った。
殺人と匹敵する罪だと思う。
悪いのはドライバーでもチームでもなく、ミシュランでもないと思う。
そう、大勢のファンから高額な金を巻き上げてレギュレーションだからとまったく柔軟なレース案を考えなかったFIA王国の連中であろう。
自分達の都合であればコロコロレギュレーションを変えるくせに今回ばかりはまったく聞き入れようとしない
どうしょうもない連中ばかりだ!
こんな最低なF-1見る価値がないし、今後も見たくないと思ったのはきっと僕だけではないはずであろう。