物語 その33 | bargoopapaのブログ

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すすきの好きで須賀、カミさんには頭の上がらない親父の日常の出来事をメインに、時々詩を載せる気まぐれなブログです。
もともとはお店をやっていましたが、体調などもあり辞めて、いまは元の不動産の仕事をしています。。

圭介はベッドに寝転がりながら携帯のメールを開いた。

それは玲子からだった。

゛こんにちわ。先のメール見てくれたかな? 返事が無いから困ってます。連絡お待ちしてます。゛

゛ん…。先のメール?゛

圭介は慌てて先のメールを開いた。

゛織田さん。昨夜はご馳走様でした。またデートして下さいね。ところでうちの小林から電話が来て、会社のパソコンで印刷出来ないと連絡があり、会社に来てますが私も判らなくて困っています。至急連絡頂ければと思います。お休みのところすみません。゛

圭介はメールの時間を見ると3時になっていた。時計を確認するともう7時になろうとしている。
圭介は慌てて玲子の携帯に電話をした

「もしもし、古館さんですか?織田です。」
「あ!織田さん。良かった。お休みにごめんなさい。」
「こちらこそ連絡が遅くなってすみません。それでどんな状態ですか?」
「ええ、印刷をかけてもエラーになってしまい、プリンターの電源を入れ直したりしましたが、全くダメなんです。」
「そうですか…。印刷物は急がれるんですよね。社長はおられるのですか?」
「小林は今お客さんのところで商談中なんですが、印刷出来次第持って来るように言われているんです。」
「そうですか…。私が今から向かいますが、間に合いますか?」
「大丈夫だと思います。7時から商談に入ってますので…。」
「ではすぐ向かいますので、ちょっとお待ちください。」
「助かります。お待ちしてます。」

圭介は電話を切ると慌てて身仕度をして、車で玲子の待つ会社に向かった。

会社に着くと、玲子はコーヒーを入れて待っていた。

「すみません。お待たせしました。」
「いいえ。こちらこそお休みのすみません。でも…。」
「え…。何ですか?」
「背広姿以外初めてみるから…。」
「あ~、すみません。夕方まで寝てたもので髪もボサボサで…。こんなカッコですみません。」
「何か野性的な感じで…、良くってよ。」
「すみません…。それより印刷ですね。ちょっと失礼します。」

そう言って圭介はパソコンを操作しはじめた。

「あ~、これが多分原因ですね。」
「判りましたか?」
「多分社長が先に印刷かけたのがエラーになっていて、それで全て止まったんですね。」
「ヤッパリそうなんですか!あ~助かりました。社長には印刷の仕方をいちから教えなきゃ。」
「多分印刷をかける時に印刷の設定を変えたんでしょうね。これでちょっと印刷してみて良いですか?」
「はい。お願いします。」

ほどなくプリンターから用紙ご出て来た。

「良かった~。」
「これを届けるんですよね。車で来ましたから送りましょうか?」
「良いんですか? ありがとうございます。助かります。」
「場所はどちらですか?」
「円山です。」
「では急ぎましょう。」

二人は会社出て圭介の車で円山に向かった。

「こんなに早く織田さんとドライブ出来るなんて思わなかったわ。」
「まぁこれも一応ドライブになりますかね。」
「ねえ…。織田さん。書類届けた後、ちょっとドライブしません?」
「ええ…。良いんですよ。」

圭介は玲子の積極的な態度に少し圧倒されていた。