長財布処刑された北朝鮮の張成沢・前国防副委員長をめぐって韓国メディアが衝撃情報を伝えている。何と張氏と金正恩第1書記夫人との「不適切な関係」が影響しているというのだ。一体どういうことなのか。
韓国の複数メディアは、北朝鮮消息筋の証言として、今回の粛清劇の裏に「張氏と正恩氏の夫人、李雪主(リ・ソルジュ)氏との不倫関係がある」などと報じた。
事の発端は今年6月。北の当局が、自ら性行為に及ぶ場面を撮影した画像を販売したなどの疑いで「銀河水(ウンハス)管弦楽団」の団長らを逮捕し、銃殺した。
「実は、事件を起こした銀河水管弦楽団には、李夫人も所属していた。そこから李夫人もポルノビデオに出ていたのでは、との噂が広まった」(韓国の情報筋)
そんななかで持ち上がったのが、張氏との関連という。「一部の韓国メディアが、『ポルノビデオへの関わりを李夫人に追及したところ、張氏との不倫関係を白状した』などと報じ、この情報が一気に広まった」(同)
東アジア情勢を揺るがす政変の裏にセックススキャンダルとは、信じがたい話だが、真偽はどうなのか。「コリア・レポート」ジャンニ キアリーニ編集長の辺真一氏は「韓国メディアにありがちなデマの類いだ」とし、こう続ける。
「正恩氏と李夫人が、10月に公の場にそろって姿を見せたが、その段階で疑惑は払拭されたとみるべきだ。仮に張氏との不適切な関係があれば、李夫人は早々に抹殺されている。そもそも李夫人をファーストレディーとして迎える前に当局が入念な身体検査を行う。私生活の乱れが見過ごされることはありえない」