阪九フェリーで関門海峡弾丸旅行 その２

連絡バスは門司駅に到着

門司駅舎

門司駅ホーム
一般人には何の変哲もない駅に思われるでしょうが、鉄道ファンにとっては山陽本線の終点であり、ここで寝台特急や急行が関門トンネル専用機関車を取り換え、九州用の交流用電気機関車に付け替える「儀式」が行われる場所で、ある意味門司港駅よりも聖地なのです。
しかし、寝台特急全廃で、もうそのような「儀式」は行われなくなりました。


門司港駅まではJR九州の811系に乗りました。
JR九州の電車に乗るのは10年ぶりです。

門司港駅0哩ポスト
ここは九州の鉄道の起点となったところです。

行き止まり式の平地ホームを見ると心が休まります＾＾

門司港駅舎・・・といっても端っこだけですが。
1914年に建築され、重要文化財に指定されている本駅舎は現在改修工事中で、再来年まで待たないと見ることは出来ません。


門司港駅前の街並み
整備されたレトロ地区は、まだ建物と溶け込んでいない感じがして、こういう雰囲気の方がいいですね。全体的には小樽に似てると思います。


旧大阪商船


門司電気通信レトロ館


旧門司税関


国際友好記念図書館
門司港レトロで最も個性的な築物ですが、複製建築物なんです。


旧門司三井倶楽部

大正１０年（1920年）に三井物産の接客用の宿泊施設として建築された洋風木造建築物で、国の重要文化財に指定されています。

他と比べて小ぶりな建物ですが、何とも言えない気品さがあり、門司港駅舎を除いたらこの建物が一番好きです。

旧門司三井倶楽部の内部

1階は無料公開されていましたので写真が撮れました。
ここはイベントホールとして使われるそうです。
1階にはレストランが併設されていましたが、まだ営業時間外でした。


平成筑豊鉄道門司港レトロ観光線のトロッコ 「潮風号」に乗って和布刈公園へ

車内の様子
この列車は毎日運転していないのですが、3月19日から春休みの運転期間に入ったので乗ることが出来ました。
料金は一律300円です。

和布刈トンネルに入ると天井がライトアップされる演出が


トロッコ列車の終点、関門海峡めかり駅前に関門海峡トンネル用機関車EF30が展示保存されていました。


関門海峡を通る船
沿岸は遊歩道になっていて、のどかな雰囲気が楽しめました。

しばらく歩くと関門橋が見えました。
絶好の撮影スポットですね。

関門橋のたもとに関門トンネル人道の入口がありました。

昭和３３年（1958年）に開通し海峡を歩いて横断できる世界唯一の海底トンネル。
距離は約７８０ｍ、徒歩約１５分。歩行者、自転車、原付が通行できます。
　◇入場料…歩行者：無料／自転車・原付２０円

海底トンネルの中間に、福岡県と山口県の県境が。
ここを跨いで九州から本州に戻ります。
つづく