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本日は城山ゆり子(松原智恵子)一家の紹介です。


まず、次女のかおり(ジュディ・オング)ですが、「青春の海」の和泉雅子同様大変なお姉ちゃん子でして、姉と一緒に東京に行ってしまいます。

ジュディ・オングは当時17歳、歌手として知られていますが、当時はポジティブキャラの役が多い女優でした。


上は水着のお宝写真♪
中は夕日に佇む姉妹の姿です。

夕日のシーンは「青春の海」でもありました。

この作品はゆり子(松原智恵子)の恋遍歴のドラマの様ですが、姉妹愛も一つのテーマであります。

ジュディ・オングの演技は正にはまり役で、松原・ジュディ・オングコンビの方が、吉永・和泉コンビよりも合っていました。


そして、ホテル百万石のオーナーで父親役が佐野周二・母親役が高峰三枝子です。
何れも松竹の代表的俳優でした。

佐野周二を知らない方は関口宏のお父さんと覚えて下さい。


最後に、この姉妹にはよしこという末っ子が居まして、松井八知栄が演じています。

松井八知栄は当時の名子役として、「河童の三平」等に出演していました。

いつも少年の様なボーイッシュな髪型で登場し、物事に動じないキャラがお得意でした。

しかし、通学していた学校から芸能活動を禁じられた為に芸能界を引退しましたが、その後女子プロボーラー松井八知栄として登場し現在に至っています。


このように当時としては未だ珍しいカラー作品に相応しい豪華メンバーを揃えています。



明日は鉄道シーンその1です。