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今回からは昭和41年日活
「東京流れ者」を特集します。

あらすじ
ヤクザ廃業後カタギになって、元組長(北龍二)とともにクラブ経営を始めた哲(渡哲也)、しかし資金繰りの途中、かつての対抗組織と揉め事を起こして東京を追われるハメに!


一見シリアスなやくざ映画であると思いきや、何故か場面場面で妙な「お遊び」が注入されております。

この映画の監督は鈴木清順で、私は彼の特徴を理解していないせいもあるのかも知れませんが、なんか観ていて違和感ありました(笑)


例えば、上の写真・渡哲也と蒸気機関車の合成写真なんですが、当時の技術ならばもっと精巧に撮れるのに、わざと合成写真丸出し画像にしたり、わざわざ雪の北海道ロケに行っているにも関わらず、下の写真のような「チャチ」なセットを造り渡哲也を歩かせたり、この監督の思考は「笑える」としか言いようがありませんね。

石井輝男監督が少し似た作風なんですが、彼の場合は予算の関係でやっているのであって、鈴木清順とは根本的に違うと思いますね。