開かれた考えをつくり上げる | ぽんマスの読書録

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対話のための材料として気になったところを書きとめておきます。

哲学のゲームは、考えの対立が出てきたらその対立をどうやって解くかを、問題にする。また、さまざまな問題をどこからどうやって考えればより深く・一般性のある答えになるか、を問題にする。そうやって、言葉の力を鍛え上げて、開かれた考えをつくり上げていこうとするわけです。イメージ上で開かれた気持ちになっても、それは哲学的な努力に取ってかわることはできない。