則雄
このままで…いいんか…?
やられ損のままでいいんか…
―――ばあちゃん
出典◎「サユリ」第8話より
押切蓮介氏の正統派超絶ホラー作品「サユリ」、起承転結の「承」からまさに「転」に移行する瞬間の台詞である。
新しく越してきた家は悪霊の住み憑いた曰く付きの家だった。悪霊により一家5人が惨殺され、残されたのは主人公則雄とボケてしまったばあちゃんの2人。しかしここでばあちゃんは昔の「気丈だった頃」へと甦り、則雄に問いかける…
人生に於いて、降り掛かる火の粉を全て避けるのは難しいかもしれない。しかしながら、降り掛けられっぱなしでいいハズもない。幸せな人生を送ろうとするのであれば、被害を最小限に抑えるなり上手く避けるなり、もしくは振り払うなりしなければならない。火の粉(困難)の大きさや性質によっては臆する事もあるだろうが、おめおめ火傷するのはドMでもない限り心外であろう。
「このままで…いいんか…?」
幸運にもどこからかこの声が聞こえたのであれば、今一度自分自身を振り返ってみてはどうだろう。自身が目覚める(立ち上がる)、また行いを改める絶好の機会となるハズである。

…
まだ何か違う気がする(;・ω・)
「このままで…いいんか…?」
…今回はひとまず、
これでいいのだっ……!
_[~ヽ-<〉
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トイ ・ ・|
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