私は、大切な人を失ってしまった。
ただひとり、私を理解しようとしてくれる人だった。
我侭な私に嫌な顔ひとつせず、接してくれる人だった。
この世でただひとり、私が愛した人だった。
「どうして、死んでしまったの? 私だけ、残していかないで」
幸せな時間も想いも、すべて貴方が持っていってしまった。
ここに残されたのは、貴方のいない貴方の亡骸と、貴方を失った何もない私。
私は本当に、ひとりぼっちになってしまった。
責めたって、貴方は帰ってこない。
泣いたって、貴方は私を抱きしめてはくれない。
私は、孤独だった。
気持ちのやり場も自分の置き場も、どこにもなかった。
生きることさえ、無意味なものになってしまった。
貴方の亡骸にすがって、ただ、生きていた。
腐敗していく貴方と一緒に、私も腐っていけばいいと思った。
一緒に腐って、また貴方に会えればいいと思った。
貴方に、会いたかった。
貴方がいてくれたら、私はそれだけで良かった。
「今までありがと。愛してるよ」
亡骸を抱きしめ、目を閉じた。
貴方がきっと迎えに来てくれる。
そう、信じていた。
お題配布元:中途半端な言葉
ランキングに参加中☆ 0574
ただひとり、私を理解しようとしてくれる人だった。
我侭な私に嫌な顔ひとつせず、接してくれる人だった。
この世でただひとり、私が愛した人だった。
「どうして、死んでしまったの? 私だけ、残していかないで」
幸せな時間も想いも、すべて貴方が持っていってしまった。
ここに残されたのは、貴方のいない貴方の亡骸と、貴方を失った何もない私。
私は本当に、ひとりぼっちになってしまった。
責めたって、貴方は帰ってこない。
泣いたって、貴方は私を抱きしめてはくれない。
私は、孤独だった。
気持ちのやり場も自分の置き場も、どこにもなかった。
生きることさえ、無意味なものになってしまった。
貴方の亡骸にすがって、ただ、生きていた。
腐敗していく貴方と一緒に、私も腐っていけばいいと思った。
一緒に腐って、また貴方に会えればいいと思った。
貴方に、会いたかった。
貴方がいてくれたら、私はそれだけで良かった。
「今までありがと。愛してるよ」
亡骸を抱きしめ、目を閉じた。
貴方がきっと迎えに来てくれる。
そう、信じていた。
お題配布元:中途半端な言葉
ランキングに参加中☆ 0574