ガーフィールド暗殺 | バークレーの書きたい放題!

ガーフィールド暗殺


 


ガーフィールド暗殺


 



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ケイトー。。。 どういうわけで ガーフィールド暗殺 というような おぞましいタイトルを付けたわけなのォ〜?



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実は、バンクーバー市立図書館でDVDを借りて次のドキュメンタリーを観たのですよ。。。


 



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『拡大する』


『実際のページ』


 



ガーフィールド暗殺の背景



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当時は猟官制が幅を利かせており、選挙民に賄賂を握らせたり候補者の宣伝を買って出た者も多かったとされる。その中にチャールズ・ギトーと呼ばれる男がいた。


ギトーは、自分が選挙活動でガーフィールドを応援した見返りを求めていたが、彼は何の役職にも就けず、この一件で大いにガーフィールドを恨んだ。ギトーは精神病歴を持つ弁護士で、神が大統領を殺すことを命じたと思いこんでいた。


 



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「選挙運動をした見返りに役職をくれないなら殺す」という脅迫状を示すギトーの風刺画


 


ガーフィールドは1881年7月2日、大統領就任の4か月後にギトーによって銃撃された。
ワシントンD.C.の鉄道駅で、背後からガーフィールドを44口径リボルバーで撃った。


弾丸はガーフィールドの体内で発見することが出来ず、アレクサンダー・グラハム・ベルは弾丸を見つけようとして、金属探知器を考案した。


しかし探知機は金属のベッドフレームを誤認し見つけることは出来なかった。
ガーフィールドは感染症で病状が悪化し、1881年9月19日にニュージャージー州エルバロンで死去した。


医師が弾丸摘出のために滅菌しない指で患部を探ったり、手を突っ込んだり、針で肝臓を傷つけるなどの荒療治がなかったら死ぬことはなかったとされる。




出典: 「ジェームズ・ガーフィールド」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



 



暗殺者のギトーとは、いったい どういう人物なのォ〜?



『ウィキペディア』には次のように書いてありますよ。。。


 



チャールズ・ギトー



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イリノイ州フリーポートにて、ジェーン・オーガストとルーサー・ウィルソン・ギトーとの間に、6人兄弟の四男として生まれる。


一家はフランス系ユグノーの血を引く名家であった。
1850年家族と共にウィスコンシン州ユーレイオー(現在のグラフトン)へ転居、母が死去する1855年まで同地で過ごす。


青年期に祖父から1000ドルを相続し、ニューヨーク大学を目指してハーレムへ赴くものの、学力不足から受験に失敗。何度かアンアーバー高校フランス語及び代数の補習を受けようとした後、父からの夥しい叱責の手紙を受け断念を余儀無くされる。


1860年6月には、父が既に深く関わっていた、ニューヨーク州オナイダのユートピア的宗教団体 オナイダ・コミュニティに参画。
同教団は複婚の一形態である集団結婚を旨としていたが、5年間にわたって結婚とは無縁の生活を送り、「チャールズ・ギトート」と渾名された。


コミュニティを離れた後、ニュージャージー州ホボケンで「日刊神権政治」という、オナイダ教団関連の新聞を創刊しようとするが失敗。
オナイダに戻るものの再度離れ、教団創設者であるジョン・ハンフリー・ノイズを裁判で訴えた。
困った父は、ノイズを支援する手紙を書き送り、ギトーを無責任かつ気違い扱いしたという。
その後シカゴで弁護士資格を取得した。


次は神学に傾倒。しかし上梓した本と言えば、ノイズの作品を粗丸ごと剽窃した代物に過ぎなかった。
1877年12月には説教を行うため町から町へと渡り歩き、ワシントンD.C.の会衆派教会に落ち着く事となる。


その後政治家を志すようになる。
1880年の大統領選挙で共和党の応援演説を執筆、結局同党からはガーフィールドが候補に選ばれ当選を果たす。


この勝利を自分の手柄と考えたギトーは、パリ駐在フランス大使職を求めてガーフィールドに掛け合う事となる。しかし要求は容れられなかった。




出典: 「チャールズ・J・ギトー」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 



弁護士資格をとったという努力家に見えるけれど、精神的にちょっとおかしかったのねぇ〜。。。



狂信的なところがあったのです。。。だから「神が大統領を殺すことを命じたと思いこんでいた」のです。。。やはり精神を患っていたと考えるほかないですよ。。。


ガーフィールドが暗殺されなかったら、アメリカは今とは違った歴史を歩んだかしら?


大統領在任期間はたったの4ヶ月だったから、何もすることができないで亡くなってしまったのですよ。。。後任の大統領になったのは、副大統領のチェスター・A・アーサーです。。。この人がガーフィールドの遺志を継いだ形になって、改革を実行した。


 



チェスター・A・アーサー



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彼は古くからの政治上の知己を避け、結局政治の師であったコンクリングと袂を分かった
ガーフィールド大統領の暗殺で、扱いにくい議会は公共からの圧力が高まり、大統領に留意することを強いられた。


アーサーの第一の実績はペンドルトン公務員改革法の議会通過であった。
本法の成立により、アーサーは「行政の父 The Father of Civil Service」と呼ばれるようになり、多くの歴史家から肯定的な評価を得るようになった。


作家のアレクサンダー・マクルーアはアーサーについて「大統領職に就任するにあたって、彼ほど深く、そして広く不信を抱かれていた者はいなかったし、引退した際に...彼以上に、政治上の味方からも敵からも広く尊敬された者もいなかった。」と書き表した。


政治家に関して深くシニカルであったマーク・トウェインは「アーサー大統領の治世よりも良い政治を行うことは本当に困難であろう。」と認めている。


アーサーは、美食家でお洒落な人物で、ルイス・カムフォート・ティファニーらにホワイトハウスの改装をさせ、連夜パーティーを開いた。


ジェームズ・ガーフィールドが暗殺され、アーサーは大統領に昇格した。
彼は汚職と賄賂から利益を得ているとされ、共和党でも守旧派に属していた。


そのため、彼が行政改革の主張者になり、ペンドルトン法の可決を統轄した時、多数が驚いた。
ペンドルトン法は公務員任用・昇進の際に試験を導入し、それに伴い人事を決定するものであった。


現在でこそ普遍的であるが、当時としては非常に画期的な制度であった。


また、議会が企図した中国系移民の排斥を阻止している。
他、関税法、エドモンド法(モルモン教の一夫多妻禁止の法律)の可決に関与している。




出典: 「チェスター・A・アーサー」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



アーサーは副大統領になるまでは評判が悪かったのねぇ〜。。。



そうなのです。。。ガーフィールドに認められて副大統領に抜擢されたことでアーサーは改心したようなのですよ。。。なぜなら、それまでは親分のコンクリングの下で働かざるを得なかった。。。この親分が汚職と賄賂から利益を得ている元凶だったのです。。。


要するに、ガーフィールドが志半ばで凶弾に倒れたので、アーサーは彼の遺志をつごうとしたのねぇ〜。。。


そういうことですよ。。。そういうわけで「大統領職に就任するにあたって、彼ほど深く、そして広く不信を抱かれていた者はいなかったし、引退した際に...彼以上に、政治上の味方からも敵からも広く尊敬された者もいなかった」のですよ。。。政治家に関して深くシニカルであったマーク・トウェインでさえ「アーサー大統領の治世よりも良い政治を行うことは本当に困難であろう」と言ったほどだった。。。


人間って、何がきっかけで改心するか分からないものなのねぇ〜。。。


そうです。。。でもねぇ〜、アーサーだったから、暗殺されたガーフィールドの遺志を継いだけれど、もし上院議員のコンクリングが副大統領になっていたら、アメリカは汚職と賄賂が横行して大変な国になっていたはずですよ。。。



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【ジューンの独り言】



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ですってぇ~。。。


あなたも遅かれ早かれロシアにクーデターが起こり新しい民主主義的な政権が出現するだろうと思いますか?


ええっ。。。 「そんなことより他に、もっと楽しいことを話せ!」


あなたは、そのように強い口調で私にご命令なさるのですかァ〜?


分かりましたわ。


シルヴィーさんが出てくる面白い記事は たくさんあります。。。


次の記事の中から面白そうなものを選んで読んでください。


 



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『アダムとイブは何を食べたの』


『舞踏会 明子』


『波乱の人生』


『国際化だよね』


『イングナさんを探して』


『美しい日本語 チェーホフ』


『横の道@ニコライ堂』


『また塩野七生批判』


『日航スチュワーデス』



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『クレオパトラ@塩野批判』


『テルモピュライの戦い』


『思い出の蓮』


『角さんと天罰』


『ラーメン@リガ』


『角さんと天罰がなぜ?』


『南京事件と反知性主義』


『あけびさんの卒論』


『愛は降る星の彼方に』



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『サイバー戦争』


『エロくて、ごめんね』


『モバイル社会とガラケー』


『元老のアメリカ』


『ケネディ家の呪い』


『欧米を敵に回す』


『ソフィアからこんにちわ』


『ドイツが原爆をロンドンに』


『いまだに謎』


『さらば大前研一』



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『空飛ぶスパイ』


『愛情はふる星@ベトナム』


『ヒラリーと塩野七生』


『ケネディ夫人@インドネシア』


『究極の大前研一批判本』


『フェルメールの謎』


『女に文句を言う女』


『あなたの祖国』


『宮沢りえ@韓国』


『正しい戦争』


『ゴールデンシャワー』


『死刑廃止』



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『かまびすしい』


『今、新たな戦前』


『クレオパトラ@アラビア』


『政府は嘘をつく』


『犬と人間と戦争』


『未来予測』


『知られざる悲劇』


『量子活動家』


『アンネの運命』


『10次元の世界』


『ポーランドの犬』



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『熟女ヌード@デンマン』


『ロッキード事件の真相』


『政府と役人と嘘』


『ジュンガル』


『地球温暖化は避けられない』


『国際平和連合』


『鬼島』


『悪徳サイト』


『あげつらう』


『過ちを犯す』


『三島由紀夫の謎』


『ヒラリートランプ現象』


『ノーパン@CIA』


『未開人と文明人』



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『オセロの失敗』


『サン・ラザールの裏路』


『「夜と霧」を観た?』


『虫酸が走る』


『大空に乾杯』


『ターバンを巻いた少女』


『美しい日本語を探して』


『アダムとイブのバナナ』


『宮沢りえ@サンタフェ』


『ネットの主要言語』


『中国人がアメリカを発見した』


『2000年前の光通信』


『習近平皇帝』


『プーチンの復讐』



とにかく、今日も一日楽しく愉快に


ネットサーフィンしましょう。


じゃあね。 バーィ。



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ィ~ハァ~♪~!


メチャ面白い、


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