看護師として働くには様々な働き方があります。

病院の正規スタッフである常勤看護師としての働き方はもちろんですが、常勤看護師としての勤務にはメリットも多くありますが、日勤・夜勤の交替勤務や土日祝日が休みではないなどのデメリットもあります。

こうした厳しい勤務条件を理由に、結婚や出産を機に常勤看護師を辞める人も多いのが現状です。一方で日本国内の看護師不足は年々深刻化しており、こうした看護師が医療の現場を離れていくのを防ぐことが現在の医療の現場においては急務であるとも言えます。

潜在看護師と呼ばれる看護師資格をもちながら、現在仕事をしていない人は日本国内にたくさんいます。こうした人が働きやすい環境をつくることで、医療現場の看護師不足を解消することもできるのです。

その解決方法のひとつがパートやアルバイトの看護師として働くという働き方なのです。

多くの女性が看護師としての仕事をあきらめる原因として、看護師の勤務時間が不規則であることがあげられます。日勤・夜勤があり、休日も土日祝日に限らない看護師の仕事は子供がいる女性にとってはとても難しい条件です。

しかし、自分の時間にある程度合わせて働くことのできるパートやアルバイトであれば日勤のみ、平日のみという仕事を探すことも可能です。また、常勤の看護師と違い、家族の都合などにあわせて休日がとりやすかったり、残業が少ないのもパートやアルバイトのメリットと言えます。

土日や夜間は休診の小さなクリニックを選ぶのもよいかもしれませんし、検診などを担当する看護師の仕事を探すのもひとつの方法です。看護師の求人募集については専門の求人サイトもあるので、そうしたサイトに登録して「平日」「日勤」「パート」「勤務地」などの条件を登録しておけば条件に合う求人を紹介してもらうことができます。

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こうした登録は無料でできますし、職を離れて復職が不安だという看護師に対しては復職のためのセミナーを実施しているところもあるので利用してみましょう。
医療現場の技術は日々進化していますし、人の命を預かる責任ある仕事であるからこそ、ブランクへの不安は大きいと思いますが、在職中に培ったキャリアを活かして働くことはとてもやりがいのあることです。

看護師という資格は結婚後も出産後も活かすことのできる資格です。
自分にあった働き方をみつけて、せっかくのあなたのキャリアを活かしましょう。